paco Home>授業関連>開講科目一覧(京都大学)>[20前] 演習(行政法)
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基本情報
- 授業科目名: 演習(行政法)
- 演習題目: 警察行政の現代的課題
- 担当: 原田大樹
- 配当学年: 法学部3・4回生
- 開講学期・単位数・曜日時限・教室: 2020年度前期・水5・ZOOMによる同時配信方式
- 授業形態: 演習
演習の目的
行政法の理解を深めるには,日常生活と密接に関係する具体的な法分野のしくみを学ぶことが有用である。とりわけ警察法は,行政法総論が現在の姿で成立する上で極めて大きな影響を与えた各論分野(参照領域)であり,警察法や警察行政の具体的なイメージを持つことは,行政法総論の理解を確実に深化させる原動力となる。そこで,警察行政に関連する代表的な判例や現代的な話題を取り上げ,報告者の報告をもとに全員で議論することで,行政法総論の理解を深めるとともに,地方自治行政の現状と課題を認識することが本演習の目的である。同時に,参加者の「考える力」「書く力」「発表する力」「議論する力」を高め,社会人として必要な調査能力・表現能力を涵養したい。
到達目標
警察行政の諸課題に対して,自分なりの解決策を提示すること。
授業計画と内容
第1回(オリエンテーション)では,ゼミの到達目標について説明した後,教員が示す報告テーマ案の中から参加者の関心に応じて報告テーマを決定する。第2回では,警察行政を理解する上での前提となる行政法総論・警察法の全体像を確認する(主として担当教員による説明を行う予定である)。
第3回以降は,参加者からの判例報告・テーマ報告をもとに,全員で議論を行う。テーマ報告で取り上げる候補として,「警察法と警察官職務執行法」「警察と情報」「個人の生命・安全の保護」「道路交通の安全確保」「ギャンブル対策」等を予定している。
このほか,実務家を招いた講演会・交流会,ゼミ生同士の親睦や,他大学の行政法ゼミとの交流の機会等も設定したい。
履修要件
特になし(行政法第一部を受講した,あるいは行政法(総論)を並行して受講することが望ましい)。
合否判定方法
出席・ゼミ報告・議論への参加状況で判定する。
授業外学習(予習・復習)等
自分自身の報告の準備に加え,他のゼミ生の報告に関しても,報告1週間前にメーリングリストを通じて配布される事前レジュメに目を通し,質問等を準備しておくこと。
履修指導
12月5日(木)12時15分~,2演。
募集定員・人数超過の場合の選考方法
3回生:20名程度
4回生:5名程度
定員を超えた場合,成績による選考を行う。
その他
教科書:原田大樹『例解 行政法』(東京大学出版会・2013年)
参考書:田村正博『全訂警察行政法解説[第2版補訂版]』(東京法令出版・2019年)
その他の参考図書は第1回目に指示する。
ゼミ参加メンバー
- 幹事:畦地靖也(4回生)
- 4回生・5回生:相崎 碧,芦田晴菜,畦地靖也,小倉康裕,木下尚雅,古閑喜周,後藤里菜,鳥羽彩水香
- 3回生:飯野哲平,岩佐澪音,加古紡,梶谷夕貴,小林郁斗,佐藤洸介,塩谷里紗,嶋村陽空,玉井優樹,中井祐介,永田咲貴,西田海,浜田美里,前田龍之介,森田壮一郎,森本雄介