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第18回 ゼミ論文経過報告1

今回から2巡目の報告に入りました。今回の報告者はいずれも順調に調査研究が進んでいるようでした。

・「虐待する親へのケア・支援」(久保田)では,児童虐待への対応のために家庭裁判所に更なる役割を期待すべきであるとの私見が示され,それについて議論がなされました。

・「高齢者雇用」(木村)では,社会保障制度の維持可能性の観点から高齢者雇用の必要性を検討する方針が示されましたが,視点をさらに明確化する必要性が指摘されました。

第17回 ゼミ論文構想報告3

ゼミ論文構想報告の3回目では以下のテーマが扱われました。

・「『悪魔ちゃん』命名事件と名づけ」(安井)では,戸籍法の制度が対象となり,意味上不適切な命名を避けるためにどのような規制手段が考えられるか,そもそも規制の必要性が論証できるのかが議論されました。

・「行政手続への国民参加」(権藤)では,パブリック・コメント制度の現状が問題点として指摘されました。

・「年金型保険二重課税問題」(福嶋)では,今年7月に出された所得税と相続税の二重課税に関する最高裁判決に見られる税法上の問題が扱われました。

今回で1巡目の報告が終わりました。2巡目では,問題の原因を法制度分析によって明らかにする作業がより求められることになると思います。

第16回 ゼミ論文構想報告2

ゼミ論文構想報告の2回目となった今回は,次のテーマが報告されました。

・「地方財政の硬直化」(前原)では,地方の政策の自由度を高めるため,地方の財源面での自主性をどう確保するかが問題であるとの指摘がなされました。

・「大相撲問題」(内田)では,相撲協会の度重なる不祥事が,新しい公益法人制度との関係で分析されるとの方向性が示されました。

・「福岡でのオリンピック」(林田)では,福岡でオリンピックを開催することの是非や,開催する場合にどのような方法・手続がとられるのかが議論されました。

第15回 ゼミ論文構想報告1

後期のゼミが始まりました。今回は社会保障法に関連するテーマでもあったため,笠木先生にもお越し頂き,ご指導をお願いしました。

・「非正規被用者のセーフティネットとしての住宅」(とろろ)では,日本の住宅政策の特色や,その結果生じている非正規被用者の住宅確保難が問題として示されました。

・「虐待する親へのケア・支援」(久保田)では,児童虐待に対する法制度の中で親への支援やケアの問題が十分に考慮されていないという問題関心が提示されました。

・「高齢者雇用」(木村)では,高齢者雇用に関する問題が包括的に取り上げられ,高齢者雇用の安定をめぐる法制度の概観が報告されました。

・「若者の雇用」(秋吉)では,生産力の向上の観点から,若年層の雇用問題,とりわけニートの問題が議論の対象になりました。

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