大橋ゼミ第7期(99年度)

paco Home>授業関連>演習科目一覧(九州大学)>大橋ゼミ第7期(99年度)

シラバス

基本情報

授業の概要

行政法総論の分野における①近時の重要判例,②基本論文を素材として,基本原則,行政の行為形式論に関する研究報告を参加者に担当してもらう。基本的な法律解釈能力の養成に加え,近時の行政法制度改革を素材に,立法論,法政策論についての理解も深めたい。
ゼミの具体的テーマについては,参加者の希望を尊重する。

授業の進め方

参加者の研究報告を皆で議論することとしたい。問題発見能力,文献収集能力,論理的構成力に加えて,人前でわかりやすく話をすることのできる能力を向上できるようなゼミにしたい。角松ゼミと協力しつつ,運営する。

教科書及び参考図書

第一回のゼミの時に,指示する。

試験・成績評価等

ゼミにおける研究報告と,年度末に作成するゼミ論集の論文による。

その他

履修条件:研究報告と議論にひたむきに取り組むこと。
行政法1部の受講は条件としない。

ゼミガイダンスパンフレット

昨年(1997年度)&今年(1998年度)のテーマ

昨年度は,前期を判例評釈に,後期は行政法関係の時事問題及びゼミ論準備に当てました。今年度は前期,行政法に関係する現代的問題(住民参加・消費者保護・行政改革と省庁設置法)の検討を行い,後期は判例評釈とゼミ論準備を行っています。テキストを離れ現代的な問題に取り組むのがゼミのコンセプトです。

ゼミの雰囲気

ゼミは1人または2~4人のグループの報告者がレジュメに基づいて報告を行い,それに対し質疑応答・討論が展開されます。討議では先生の丁寧なコメントや,院生・留学生からの意見も交え,自由な雰囲気の中で楽しく議論が進みます(今年度は院生5人[研究者1・アドバンスト1・留学生2・社会人1]が参加しました)。
公務員を目指す人はもちろん,たとえまだ行政法を知らなくても,現在進行中の問題に関心がある人にとっては,興味深くかつ旺盛な知的好奇心を満たすことでしょう。なおゼミ活動の詳細は行政法ゼミのホームページで公開しています。

イベント&ゼミ論

イベントとしてはコンパを年3回程度行っています。また実務家の方を迎えて講演会を開いています(今年度は福岡県庁の方や不動産鑑定士の方などからお話を伺いました)。ゼミ論は行政法に関係するトピックを自主的に選択し,ゼミ報告などを通して,後期末に提出するようになっています。社会に出てから必要な論理的文章を書く構成力や表現力を身につけるのにゼミ論文は役立ちます。入学時に小論文を書くよりは卒業時にまとまった論文を書く経験をする方が重要だと考えられます。

ゼミ活動の概要

前期

1999年度前期のゼミテーマは「行政行為論を学ぶ」でした。下記のゼミ活動と併行して,4年生による3年生へのサブゼミ(行政法総論の内容)がありました。

後期

1999年度後期のゼミではゼミ論文執筆に向けての報告が中心になりました。その前に

続いてゼミ論文の構想発表がありました。

<都市・建築法>

<環境法>

<原子力行政>

<社会保障>

<行政改革・情報公開・規制緩和>

<自治体財政>

最終的に提出された論文題目は以下の通りでした。

ゼミ参加者

研究関連

授業関連

HDG

Links

Weblog

follow us in feedly follow us in feedly