大橋ゼミ第11期(03年度)

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シラバス

基本情報

履修条件

行政過程論の講義を受講していることが望まれます。講義を聞いていない人は,講義テキスト(大橋『行政法』[有斐閣・2002年補訂])を予め読んでおくことを勧めます。 

授業の目的

皆さんが将来どのような職業につくとしても,社会で活躍するために是非大学で身につけておくことが望まれる知的技術・知的能力があります。それは,
・解決すべき課題を発見できること
・それに関する情報を多方面から収集できること
・情報の分析・加工を通じて私見を作り上げられること
・同僚の前でわかりやすく,しかも論理的説得力をもって報告できること
・そして同僚との議論を通じて修正・改善された解決策をまとめあげること
の5点にわたります。
これまでの講義は,聴き手として受け身の学習が主でした。ゼミナールにおいては、皆さんが報告者としての役割を引き受け,主体的に上記の能力を積極的に開発してほしいと考えます。行政法に関するテーマが素材となることが多いのですが,それは手段であって,決して目的ではありません。

授業の概要・授業計画

前期は,最新の重要行政法判例の研究を統一テーマに,ゼミ生で協同してして議論します。参加者は個別判例を担当報告し,上記の能力をどのような形で具体的に身につけられるのか,を学びます。合わせて,法律学の基礎理論,行政法の一般理論の復習も丁寧に行います。後期は,各自が自分のテーマを決めて,ゼミ論集の論文作りに挑戦します。

授業の進め方

参加者が研究調査報告を毎回分担し,それを素材にゼミ全員で議論します。

教科書及び参考図書

第一回目のゼミの時に指示します。2003年に公刊予定の大橋他編『行政法判例集(総論)』(有斐閣)を教材に使用したいと考えております。

試験・成績評価等

ゼミにおける研究報告と,年度末に作成するゼミ論集の論文により評価します。

その他


ゼミガイダンスパンフレット

2002年度の活動内容

前期は,4月に文献の検索方法やレジュメの書き方についての指導が1回あり,その後夏休みまでに発表が1人1回ありました。後期はゼミ論文の書き方についての指導が1回あり,その後発表が1人2回あっています。2月初旬にゼミ論文を提出する予定です。

2003年度の方針

来年度は前期に判例評釈を,後期に各自自分の興味のある分野の調査と発表を行います。判例評釈はまだあまり知られていない最近の判決をもとに行政法について学習していきます。公務員を目指す人や,まだ行政法を知らないけれど行政法の最先端の情報を知りたい人にとっては非常に有意義な時間を過ごせるゼミです。なお過去のゼミ活動の詳細については行政法ゼミのホームページをご覧下さい。

ゼミ外活動

コンパなどを年数回行いました。 

ひとこと

このゼミでは知識よりも自説・私案を持つことが重要視されます。行政法の知識がない,と諦めずに大橋ゼミで一緒に勉強していきませんか。

ゼミ活動の概要

前期

後期

これで,本年度のゼミの記録を終わります。皆さん,本当にお疲れ様でした。それでは,来年度のゼミに向けて頑張りましょう!

学びの羅針盤

この部分は2003-04年度のホームページ管理者を担当した藤澤君が,ゼミの中で出てきた重要なポイントをまとめたものです。

ゼミ参加者

研究関連

授業関連

HDG

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