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paco Home>ernst>[京大]行政法演習6期(18年度後期)

第14回 ゼミ論文報告会

今回はゼミの最終回で論文提出でした。論文の要旨の発表と,またゼミでの目標である問題発見能力を養う,など各々の課題を達成出来たことや,今後の課題やゼミの感想などを述べ,原田先生から講評をいただきました。(冨上)

第13回 ゼミ論文経過報告⑤

年明け初めての授業でした。最終班が経過報告を行いました。
新海くんは,電力システム改革に伴う問題を調べ,解決策を模索しました。特に,電力会社が余剰電源を使わず電力を売り渋る現象を問題視し,その規制の必要性と法的問題について詳しく述べてくれました。
湯瀬くんは,日本のキャッシュレス決済の普及の現状と課題を,他国との比較も交えて説明してくれました。
川原くんは,日本におけるベンチャー企業を取り巻く社会的環境について調べ,起業家を支援する制度をいかに充実させていけるかを検討してくれました。
木村さんは,雇用関係によらない働き手を保護するための制度づくりについて,ギグエコノミー先進国であるアメリカの事例を取り上げつつ説明してくれました。
今回ですべての班が論文経過報告を終えました。来週は論文発表会です。(猪飼)

第12回 ゼミ論文経過報告④

金岡さんは「地方における循環型社会の実現のための対策と課題」というテーマで米子市と京都市のゴミ処理や,環境負荷について比較し,指定法人ルートの利用と問題について考えてくれました。
杉山さんは「官民連携したまちづくり」というテーマで,PFIを用いた事業の民間管理や,活性化についてイギリスの例と比較しつつより活用すべきところで,効果的に活用するにはどうしたらいいか検討してくれました。
占部さんは「巨大IT企業による課税逃れとデジタル課税について」というテーマで新たな税制度としてのデジタル課税の施策の政治的問題や法制度について考えてくれました。
飯塚さんは「人づくりから革命と高等教育の機会均等」というテーマで,大学授業料減免と給付型奨学金拡充に焦点を当て,財政や,逆進性の問題を踏まえながら議論してくれました。
和多田さんは「少子高齢化・人口減少社会における持続可能な自治体のあり方」というテーマで奈良モデルによる独自のアプローチで県や広域連合が市町村を補完する仕組みを調べてくれました。(冨上)

第11回 ゼミ論文経過報告③

徳増さんは,自身でデザインした「京大オリジナルタータン」を登録し,商品化することを目標とし,それにまつわる法的問題について発表しました。いかに京都大学とうまく交渉するかが大切になってくるだろうと思いました。
石上くんは,自動運転車による事故発生時の民事上の責任を運転者が負うか製造業者が負うかについて,自動運転車の技術の精度ごとに検討しました。最近注目を浴びている話題だけに暑い議論が展開されました。
富上さんは,震災に耐えうるまちづくりをテーマにして,阪神淡路大震災や東日本大震災からの復興の様子を例にあげつつ,住民を巻き込んだ事前復興計画の策定の重要性を説明しました。ゼミ生の中には震災を経験した人もおり,被災地の状況を想像しながら真剣な議論が行われました。
神矢くんは,現行の大都市制度と特別自治市とを比較し,大都市地域の行政制度の改革について検討しました。
外海くんは,公園に健康遊具を設置する際の障壁について,設置面積の制限や金銭面,事故発生時の危険負担を中心に発表しました。(猪飼)

第10回 ゼミ論文経過報告②

猪飼さんは「東南アジア諸国との社会保障協定締結の課題と可能性」というテーマで,現状まだ進んでいない東南アジア諸国との社会保障締結の考慮要素を検討し,締結の必要性を考えてくれました。
甲斐さんは「公害紛争処理制度の活用に向けた課題」というテーマで,紛争処理制度の利点を述べた上で今起こっている新たな形態の公害をどう対処するかについて考えてくれました。
五嶋さんは「首都圏の鉄道における混雑緩和の方法」というテーマで,混雑を極める首都圏の鉄道事情と現在行なっている対策について考えてくれました。
飯川さんは「杜王町を救え」というテーマで人口減少問題のアプローチをヒアリングなどを通して具体的に考え,特に漁業のあり方について述べてくれました。
(冨上)

第9回 ゼミ論文経過報告①

原さんは「肥薩おれんじ鉄道の赤字問題」というテーマで,自治体がどんなアプローチで肥薩おれんじ鉄道を支えていけるのかを考えてくれました。
長嶺さんは「児童虐待事案における保護者指導への司法関与」というテーマで,家族再構築のために司法が果たす役割を親権などを交えながら考えてくれました。
山口さんは「租税回避における行政の立ち入りと納税者保護」というテーマで,脱税の現状を外国の例をあげながら考えてくれました。
門脇さんは「金融イノベーションの社会実装に向けて」というテーマでキャッシュレス社会の実現のための施策について考えてくれました。論文作成に向けて具体的に問題や課題を述べてくれました。(冨上)

第8回 ゼミ論文テーマ報告⑤

今回は最後の班によるテーマ報告で,5名のゼミ生が自らの興味に沿った社会問題を取り上げ,発表してくれました。

占部くんは,日本における巨大IT企業の課税逃れを問題視し,今年EUが提案しイギリスが採択した「デジタル課税」の可能性と障壁について発表しました。
湯瀬くんは,高齢化する日本社会における社会保障のあり方について,スウェーデンを参考としながら検討しました。
飯塚くんは,「人づくり革命」基本構想の一環としての給付型奨学金制度について発表しました。
川原くんは,日本の起業文化や起業にまつわる法制度・支援策について発表しました。
木村さんは,フリーランスや副業・兼業など多様化する働き方のリスクと対応策について説明しました。

今回でゼミ生全員のテーマ発表が終わりました。次回からは各々論文作成を進めていく中で生じた疑問点などを討論していきます。(猪飼)

第7回 ゼミ論文テーマ報告④

各自のゼミ論文のテーマ発表が行われました。

金岡さんは「地方における循環型社会のための問題と対策」というテーマで全国で統一的なゴミの分別収集制度の構築は可能か発表してくれました。
杉山さんは「官民連携したまちづくり」として,PFIや指定管理者制度を用いて事業の実効性や経済効果,住民への影響がどのようなものかを発表してくれました。
和多田さんは「少子高齢化・人口減少社会における持続可能な自治体のあり方」というテーマで,奈良モデルを参考に県が市町村を主導して効率的な運営を行うとする制度について検討してくれました。
深海さんは「電力システム改革」というテーマで,電力の供給の自由化に伴う発送電分離の行政法的視点を説明してくれました。
今回の発表者のテーマはどれも制度づくりを基に生じる問題点を検討してくれました。(冨上)

第6回 ゼミ論文テーマ報告③

今回は3回目のテーマ報告で5人のゼミ生がそれぞれの論文テーマについて発表しました。

飯川くんは,自身の出身地が消滅可能性都市に分類されていることから,地方における人口減少問題について発表しました。石上くんは,自動運転に関する法整備について事故の際の責任の所在を中心に検討事項を列挙しました。神矢くんは,特別自治市構想によって生じうる法的問題について検討しました。富上さんは,東日本大震災後の復興について触れながら,災害時における復興のあり方について発表しました。外海くんは,日本においてストリートワークアウトがあまり流行っていないことに疑問を持ち,公園に健康遊具を置くことにまつわる法的問題について検討しました。(猪飼)

第5回 ゼミ論文テーマ報告②

各自のゼミ論文のテーマ発表が行われました。五嶋さんは「鉄道料金に関する認可について」というテーマで同様のケースでの裁判により原告適格の可否が異なる判断の基準は何かを発表してくれました。

猪飼さんは「外国人労働者の受け入れ」として,入国管理法改正に伴う問題を,外国人労働者の権利保護の視点から問題点を発表してくれました。
甲斐さんは「公害問題における裁判外紛争解決の手段」というテーマで,裁判所や行政の不備,限界を補う公害等審査委員会の役割について検討してくれました。
徳増さんは「デザイン→商品化を巡る法的課題」というテーマで,京大の名義承認の問題や,商標などをめぐる法律や,新しい制度を説明してくれました。
今回の発表者のテーマはどれも実生活に直接関わる問題でした。自分の生活で感じた問題意識を活発に話し合われていました。(冨上)

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