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paco Home>ernst>[京大]行政法演習7期(19年度後期)

第13回 ゼミ論文報告会

本日はゼミ論文の提出会でした。

ゼミ生全員がそれぞれのゼミ論文の要約とゼミの感想を述べ,原田先生より個人とゼミ全体に関して講評を頂きました。

ゼミを通じて養った論理的思考や文章作成能力などを各々の今後の活動に生かすことができたらと思います。(小池)

第12回 ゼミ論文経過報告④

本日はゼミ論文の4グループ目の経過発表が行われました。

占部君は,ナッジ型の政策手法に関して政府が行動ターゲティング広告を行う場合を想定し,検討をしてくれました。具体的には,既存の民法や消費者契約法では,行政の行動ターゲティング広告を規律することが困難であると考えられるため,その解決策として立法により情報提供義務を行政契約に対しても課すことを提案してくれました。(小池)

第11回 ゼミ論文経過報告③

本日は3グループ目のゼミ論文経過報告が行われました。

1人目の発表者の畦地くんは,ビットコインなどの仮想通貨で使用されているブラックチェーン技術の一般的な応用について,個人情報保護法との関係性から発表をしてくれました。

2人目の発表者の山口さんはふるさと納税制度について,従来の目的と,返礼品目的の寄付が多い現状との差を問題点として,現行の制度を活かしつつ元来の目的に沿うような改善の必要性を発表してくれました。

2人とも議論の中で,今後さらに活用が見込まれたり,活発に利用されるであろう技術や制度について深く話してくれ,非常に学びのあるゼミ活動となりました。(古閑)

第10回 ゼミ論文経過報告②

本日は2グループ目のゼミ論文経過報告が行われました。
今回のゼミ活動には福岡県の東筑高校の生徒が研修で見学に来てくれました。

私,古閑はDID(解離性同一性障害)患者による犯罪の未然防止について,精神保健福祉法の措置入院の今担っている役割や,制度としての疑問点について発表しました。
原さんは育児休暇の取得拡大に向けて,現状のさらなる分析と,企業に働きかけて育休の質を高める施策について,問題点も考慮しつつ発表してくれました。

質疑の時間では高校生も積極的に質問をしてくれ,発表者も改めて理解を深めることができ,また最終的な論文執筆に向けて調査が必要な箇所も明確にすることができました。(古閑)

第9回 ゼミ論文経過報告①

本日は1グループ目のゼミ論文の経過報告が行われました。

伊藤さんは「防災行政の現状と地区防災制度」というテーマで,新潟県中越地震などを経て歴史の中で防災制度のあり方がどのように変化したか説明をした上で,東日本大震災の後に生まれた地区防災計画制度のメリットや課題等について検討してくれました。

小池さんは「地域との調和図った民泊制度の実現に向けて〜京都市を例に〜」というテーマで,京都市の独自条例を中心に調査し,地域の住民の生活やコミュニティと両立させるために,地域の実情に合わせてどのような特徴のある条例が制定されているのかを発表してくれました。

和多田さんは,「高齢運転者とその安全対策を巡る諸問題」というテーマで,高齢者ドライバーの事故への解決策として試験内容の改善,自主返納の促進,限定免許の導入の3案の内容とそれらを導入する上での課題について検討してくれました。(小池)

第8回 ゼミ論文テーマ報告④

4グループ目のゼミ論文のテーマ報告が行われました。

森山さんは,「文化財の保存活用のための法整備について」と言うテーマで,昨今の文化財の保護や推進を巡る動きを調査し,現状の法制度合理的なものであるか検討してくれました。」

占部さんは,「ナッジ理論の行政への適用と強制の概念について〜コンパクトシティを題材に〜」というテーマで,コンパクトシティ化を推進する上で行動経済学上のナッジ理論を活用できないか居住誘導の為の従来の方法も紹介しながら検討してくれました。

本日でゼミ論文のテーマ発表は終了しました。

来週からはゼミ論文の経過発表が行われます。(小池)

第7回 ゼミ論文テーマ報告③

今回は3グループ目のゼミ論文テーマ報告でした。

畦地くんは今流行のキャッシュレス決済の分野のうち,ビットコインなどの仮想通貨の普及にかかる問題点について発表してくれました。
また,山口さんは総務省が新制度を発表した,ふるさと納税の地域指定とそれをめぐる訴訟について発表してくれました。

両者ともホットな分野について発表してくれ,関係法律のみならず最新の技術や政策について学ぶことができました。(古閑)

第6回 ゼミ論文テーマ報告②

2グループ目のゼミ論文テーマの発表が行われました。

古閑さんは,「精神疾患患者の人格同一性と刑事責任からの保護をめぐる諸問題」というテーマで,解離性同一性障害に罹患した人物の別人格が犯した犯罪に関して被告人に刑事上の責任能力が認められるか否かを判例や学説を踏まえて検討してくれました。

原さんは,「男性の育児休業取得の現状と課題」というテーマで,男性の育児休業の取得率を向上させるために現行の制度が十分であるか検討してくれました。発表後は,育休取得者の育児の質を向上させる方法などについても議論がなされました。

二人テーマが共に大変現代的であり,全員が関心を持って質問や議論を行う姿が印象的でした。(小池)

第5回 ゼミ論文テーマ報告①

本日のゼミから,各自のゼミ論文のテーマ発表が行われました。

伊藤さんは「防災大国日本にむけて」というテーマで災害対策法や環境法から自然災害による被害を未然に防ぐ施策について発表してくれました。

小池さんは「多様なニーズに応える民泊を実現するための現状と今後の課題」として,現行の民泊法の課題や今後推進していく上で問題となる点について発表してくれました。

和多田さんは「高齢運転者とその安全対策をめぐる諸問題」というテーマで,話題となっている池袋での車暴走事故から,考えられるこのような事故を防ぐ手立てについて,物・人の両側面からの解決策について発表してくれました。

今回の発表者のテーマはどれも実生活に身近な問題を取り上げており,ゼミ生から多くの質問が出るなど活発な議論ができました。(古閑)

第4回 判例評釈② 道路判定の処分性

道路判定と登録価格決定に関する判例についてグループ発表が行われました。

発表では,まず,判旨や道路判定や固定資産税等の制度について説明がありました。その後,今回の判例での道路判定に処分性がなぜ認められないのかという論点を中心に他の事例との比較などを通じて検討がなされました。発表を聞いたゼミ生からは今回の判例の意義や処分性の有無を判断する上での考慮事項について質問がありました。

行政法の学習の中でも大変重要なテーマである処分性に関して,どのような根拠で裁判所がその有無を判断しているかを具体的な制度の違いに注目して考えることができました。今後の処分性に関する判例にも是非注目し,理解を深められたらと思います。(小池)

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