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paco Home>ernst>2012年2月

震災復興の法技術としての特区制度

2月21日に東京大学社会科学研究所で開催された「ガバナンスを問い直す」第2回臨時プロジェクト・セミナー「震災復興のガバナンス」において,「震災復興の法技術としての特区制度」と題する報告をさせて頂きました。東日本大震災復興に際して法整備が進められた特区制度の法的性格や制度設計の特色,問題点について検討しました。

シンポジウムを企画された佐藤岩夫先生(東京大学社会科学研究所)及び報告者の石川幹子先生(東京大学工学系研究科),平山洋介先生(神戸大学人間発達環境学研究科),井手英策先生(慶應義塾大学経済学部),コメントを頂いた林知更先生(東京大学社会科学研究所)には大変お世話になりました。ありがとうございました。

適合性評価の社会的役割と法的課題

2012年2月10日に三菱総合研究所で開催された,第2回適合性評価に関する研究会で「適合性評価の社会的役割と法的課題」と題する報告をさせて頂きました。製品認証やマネジメントシステム認証などの任意分野における適合性評価の社会的役割の拡大にともなって,その質の確保の問題に法的なアプローチが必要となっていること,これを検討する方法として強制分野における行政法のしくみや考え方の一部が応用可能であることを内容とする報告でした。法律学以外の参加者が大半の研究会は初めてでしたが,異なる問題関心からさまざまな示唆を得ることができました。

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