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paco Home>ernst>2012年6月

TPP時代の行政法学

「TPP時代の行政法学──政策基準の国際的平準化を手がかりとして」と題する論文をジュリスト1443号(2012年)54-60頁に掲載させて頂きました。

ジュリストの同号はTPP特集で,国際法・経済法・知的財産法などと並んで,行政法学の観点からTPP交渉がもたらしうる国内法への影響を検討する内容となっています。ただ,現時点ではTPP交渉に関する情報は極めて少ないため,TPP交渉そのものに限らず,WTOや二国間のFTA・EPAによる自由貿易体制の進展が国内公法学にもたらしうる影響一般に射程を広げ,政策基準の国際平準化の観点から,適合性評価の問題を具体的な素材として取り上げて検討する方法をとりました。

財政民主主義へのメタ・コントロールとその限界

2012年6月9-10日にソウル・オリンピックパークテルで開催された第10回東アジア行政法学会において「財政民主主義へのメタ・コントロールとその限界」と題するコメントをさせていただきました。今回の学会のテーマは1日目が「グローバル化と行政法」,2日目が「福祉国家と財政行政法」でした。標記コメントは2日目の韓国の主報告(全在慶・韓国法制研究院先任研究委員)に対するコメントでした。

今回のコメントに当たっては,とりわけ,理事の亘理格先生(北海道大学)と学会事務局の下山憲治先生(名古屋大学)のお手を煩わせました。ありがとうございました。

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