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政策実現過程のグローバル化と法理論改革

科研基盤B「政策実現過程のグローバル化に対応した法執行過程・紛争解決過程の理論構築」の研究成果の中間的な総括として,社会科学研究(東京大学)69巻1号に下記の論攷を掲載いたしました。事務的な問題で,web公表時期がやや遅れてしまいました。

基盤Bの分担研究者のほか,研究会でご報告頂いた中川晶比兒先生(北海道大学)にもご執筆いただきました。ありがとうございました。

第8回 判例評釈⑤中央地方関係

今回は判例評釈の5回目で,中央地方関係に関する辺野古訴訟の判例を扱いました。
行政行為や国地方関係論など論点が多く難しいテーマとなりましたが,分かりやすい発表をもとに様々な視点から議論できました(山下)。

第7回 判例評釈④住民訴訟債権放棄の議決

今回は住民訴訟債権の放棄議決について報告が行われました。高裁・最高裁判決の相違点についてなど積極的に多数の質問が出され,議論がなされました。地方自治法改正がどのような影響を与えていくのか今後も注目していきたいです(安用寺)。

第6回 判例評釈③法律と条例の関係

今回は判例評釈の3回目で,法律と条例に関する判例を扱いました。
別判例との関係にも着目しつつ,柔軟な地方自治の実現と条例制定権への制限のバランスなどを考慮して具体的な議論ができました(山下)。

第5回 判例評釈②行政主体間の合意

今回は,行政主体間の契約についての報告がありました。人口減少や少子高齢化が進む今日の社会において,広域連携の必要性は高まっていますが,その際に信頼をどこまで保護するのかということなどについて議論されました(安用寺)。

第4回 判例評釈①憲法上の地方公共団体

今回は判例評釈の1回目で、憲法上の地方公共団体についての判例について発表がありました。
原審と最高裁で異なる結論をそれぞれ考察しつつ、道州制や都構想にも関わる大きな議題について議論できました(山下)。

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