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paco Home>ernst>2019年12月

第10回 ゼミ論文経過報告②

本日は2グループ目のゼミ論文経過報告が行われました。
今回のゼミ活動には福岡県の東筑高校の生徒が研修で見学に来てくれました。

私,古閑はDID(解離性同一性障害)患者による犯罪の未然防止について,精神保健福祉法の措置入院の今担っている役割や,制度としての疑問点について発表しました。
原さんは育児休暇の取得拡大に向けて,現状のさらなる分析と,企業に働きかけて育休の質を高める施策について,問題点も考慮しつつ発表してくれました。

質疑の時間では高校生も積極的に質問をしてくれ,発表者も改めて理解を深めることができ,また最終的な論文執筆に向けて調査が必要な箇所も明確にすることができました。(古閑)

第9回 ゼミ論文経過報告①

本日は1グループ目のゼミ論文の経過報告が行われました。

伊藤さんは「防災行政の現状と地区防災制度」というテーマで,新潟県中越地震などを経て歴史の中で防災制度のあり方がどのように変化したか説明をした上で,東日本大震災の後に生まれた地区防災計画制度のメリットや課題等について検討してくれました。

小池さんは「地域との調和図った民泊制度の実現に向けて〜京都市を例に〜」というテーマで,京都市の独自条例を中心に調査し,地域の住民の生活やコミュニティと両立させるために,地域の実情に合わせてどのような特徴のある条例が制定されているのかを発表してくれました。

和多田さんは,「高齢運転者とその安全対策を巡る諸問題」というテーマで,高齢者ドライバーの事故への解決策として試験内容の改善,自主返納の促進,限定免許の導入の3案の内容とそれらを導入する上での課題について検討してくれました。(小池)

2019年度第3回GNL科研研究会

科学研究費基盤研究A「グローバル法・国家法・ローカル法秩序の多層的構造とその調整法理の分析」(GNL)の2019年度第3回研究会(グローバル実証チーム主催)を,2019年12月8日(日)に北海道大学東京オフィスで開催しました。分担研究者等約10名が参加しました。

○「ハードローとソフトローの理論的な研究の促進を目指して」(清水真希子・大阪大学教授)
民事法の立場からのソフトロー研究の成果を踏まえ,トランスナショナルな局面における国際法学のソフトロー論や,法哲学における法多元主義の議論との対比を試みる興味深い内容でした。議論の中では,民事法・公法・国際法のそれぞれのソフトローに関する議論の相違や,法哲学における議論との関連状況,さらにモデル法の理論的扱いなどが取り上げられ,白熱したやりとりになりました。

第8回 ゼミ論文テーマ報告④

4グループ目のゼミ論文のテーマ報告が行われました。

森山さんは,「文化財の保存活用のための法整備について」と言うテーマで,昨今の文化財の保護や推進を巡る動きを調査し,現状の法制度合理的なものであるか検討してくれました。」

占部さんは,「ナッジ理論の行政への適用と強制の概念について〜コンパクトシティを題材に〜」というテーマで,コンパクトシティ化を推進する上で行動経済学上のナッジ理論を活用できないか居住誘導の為の従来の方法も紹介しながら検討してくれました。

本日でゼミ論文のテーマ発表は終了しました。

来週からはゼミ論文の経過発表が行われます。(小池)

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