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paco documentエスペラント語について


エスペラント語とは

ポーランド人ザメンホフがインド‐ヨーロッパ語族の言語に基づいて考案した人工の言語である。1887年に公表されて以来,世界語としての普及が期待された。字母は28、その基礎単語数は1900程度しかないが,造語法もあり文法的構造はきわめて簡単である。1906年にわが国にも日本エスペラント協会ができた。しかし国際化時代のデファクトスタンダードとはなりえていない。

発音

アルファベットは英語の26文字からQ,W,X,Yを取り除き,山記号(訓令式ローマ字でのばす音につかう記号)のついた文字C(チョー),G(ヂョー),H(ホー:発音記号でかくと[xo:]),J(ジョー)と谷記号(山記号と逆向きの記号)のついた文字S(ジョー),U(ウォー)の6文字を加えた28文字ある。アルファベットの読み方はA,E,I,Oをのぞき,子音の音+[o]で読めばよい。

基本的にローマ字読みであり,アクセントは必ず後ろから2番目の音節にある。例外はない。

品詞と語尾

名詞は-o,形容詞は-a,派生副詞は-e(ふつうの副詞は語尾がない)という統一した語尾を持つ。従って派生語は語尾を変えるだけでできる。

ラテン系由来の単語もあれば(amo 愛),ゲルマン系由来の単語もある。ドイツ語にそっくりの単語としてはdankon(danke:ありがとう)やnomo(Name:名前)などがある。

語順と格

目的格は主格に語尾-nをつけるだけである。また目的格があるので語順は比較的自由である。

男性名詞や女性名詞といった性の区別はない。

人称代名詞

主格の人称代名詞

単数

複数

mi

ni

あなた

vi

vi

li

 

ili

彼女

si(sは谷記号つき)

それ

gi(gは山記号つき)

動詞の変化

現在形は語幹+as,過去形は語幹+is,未来形は語幹+osであり,例外はない。また人称変化は一切ない。動詞の不定形は語幹+iである。

esti(=be)−estas=isamare)−estos=will be)−estis=waswere


作成者:原田大樹


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最終更新日:1998415
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