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Lektion7 Kitakyushu Stadt(北九州市のあゆみ)

目次


7-1 間接疑問文

正くんとミヒャエルくんは,小倉駅で偶然出会いました。ミヒェルくんはレポートの宿題に悩まされているようです。

<テキスト>

playLektion7-1 本文

Michael: Es ist schon lange her, seit wir uns zum letzten Mal sahen.

Tadashi: Ja. Wohin gehst du heute?

Michael: In den Rathaus, aber ich kenne nicht, wie ich darin gehe.

Tadashi: Soll ich darin führen?

Michael: Danke!

Tadashi: Warum gehst du darin?

Michael: Ich muß in der Tat ein Bericht über die Geschichte der Kitakyushu Stadt.

ミヒャエル:久しぶりだね。

正:本当に。今日はどこへ行くの?

ミヒャエル:市役所に。でもそこへどう行けばいいのかわからないんだ。

正:案内しようか。

ミヒャエル:ありがとう。

正:どうして市役所に行くの?

ミヒャエル:北九州市の歴史についてのレポートを書かなければいけないんだ。

<単語・表現>

playLektion7-1 単語・表現
単語・表現 品詞 意味
lange 長い(long
her こちらへ・ここへ
letzten 近頃(recently
das Mal 度・回(time
das Rathaus 市役所
führen 導く・指導する・リードする(lead
die Tat 行動・行為
der Bericht レポート(report
die Geschichte 歴史(history

<ポイント>

@間接疑問文(接続詞)

ここでは英語で言う間接疑問文が登場します。

Ich kenne nicht, wie ich darin gehe. (私はどうやってそこに行ったらいいかわかりません。)

wie以下が動詞の目的語となっています。ちなみにdarinが気になった人は文法解説「da+前置詞」を参照して下さい。

Moreinfo 文法解説「接続詞」

文法解説「da+前置詞」

7-2 過去形

ふたりは市役所に向けて歩き出しました。

<テキスト>

playLektion7-2 本文

Michael: Woher kommst du?

Tadashi: Ich komme aus Kurosaki. Kurosaki ist der Stadt, wo ich gewachsen habe.

Michael: Gut! Erklärst du mir die Geschichte der Kitakyushu Stadt?

Tadashi: OK. Kitakyushu Stadt ist eine relative neue Stadt. Sie ist 10. Februar 1963 geboren zusammen mit Moji, Kokura, Tobata, Wakamatsu und Yahata Stadt.

Michael: Wirklich? Ich habe nicht gekannt.

Tadashi: Die Stadt war wegen ihrer Eisenindustrie berühmt. Besonders die Yahata Stadt hieß die Hauptstadt der Eisenindustrie. Aber 1973 brach der Petroleumschock aus, nachher sie ihre Lebendigkeit verlor.

ミヒャエル:君はどこ出身だったかな?

正:黒崎出身だよ。黒崎で育った。

ミヒャエル:よかった。北九州市の歴史について説明してよ。

正:わかった。北九州は比較的新しい町なんだ。1963年2月10日に,門司市,小倉市,戸畑市,若松市,それに八幡市が合併して誕生したんだ。

ミヒャエル:本当?知らなかった。

正:北九州市は鉄鋼産業で有名だった。とくに八幡市は鉄鋼の都といわれていた。でも1973年に石油ショックがおきて,北九州市は次第に活力を失っていったんだ。

<単語・表現>

playLektion7-2 単語・表現
単語・表現 品詞 意味
gewachsen 育つ[wachsenの過去分詞]
relativ 相対的な(relative
neu 新しい(new
Februar 2月(February
zusammen いっしょに(together
die Eisenindustrie 鉄鋼産業
berühmt 有名な(famous
besonders 特に・個別に(particularly
die Hauptstadt 首都
aus|brach 破壊する(break out)[ausbrechenの過去形]
der Petroleumschock 石油ショック
nachher そのあとで(afterwards
die Lebendigkeit 活気・生きていること
verlor 紛失する・なくす(lose)[verlierenの過去形]

<ポイント>

@過去形

ここでは多くの過去形が出てきます。そこで過去形の人称変化をもう一度復習しましょう。

playLektion7-2 動詞の過去人称変化表
代名詞 代名詞の意味 lernen(過去形) lernen(現在形)
ich lernte lerne
du lerntest lernst
er/sie/es 彼・彼女・それ lernte lernt
wir 私たち lernten lernen
ihr 君たち lerntet lernt
sie/Sie 彼ら・彼女ら・それら/あなた・あなた方 lernten lernen

A接続詞的副詞

これは初級段階では不要なのですが,いちおう紹介程度に説明をします。接続詞,とくに従属接続詞は動詞が後置されます。接続的副詞はふつう,副詞としての位置に入りますが,接続詞的副詞がコンマ以下の先頭に来ると定形倒置をひきおこします。文法解説「接続的副詞」を参照して下さい。

Moreinfo 文法解説「過去形」

文法解説「接続詞的副詞」

7-3 関係代名詞と関係副詞

<テキスト>

playLektion7-3 本文

Michael: Denkst du, daß sie auferstehen werden?

Tadashi: Ja, ich verstehe es als optimistisch. Der Erschließen Plan wird in der Stadt ausgeführt.

Michael: Zum Beispiel?

Tadashi: Com Kurosaki Plan. Das ist das Gebäude, das Läden und Verkehrendstation hat.

Michael: Das ist eine gute Idee.

Tadashi: Geh hier geradeaus dann links, und du kannst in der Rathaus sein. Entschuldige der Abschied. Ich habe ein Vorhaben.

Michael: Danke! Ich habe das Gefühl, daß ich der Bericht schreiben kann.

Tadashi: Gut! Auf wiedersehen! Viel Erfolg!

ミヒャエル:君は北九州市が再生すると考えているの?

正:うん,僕は楽観的に見ている。再開発計画が実行されているんだ。

ミヒャエル:たとえば?

正:コム黒崎計画がある。これは店や交通ターミナルをもつ建物なんだ。

ミヒャエル:それは良い考えだ。

正:ここをまっすぐ行って,それから左に曲がって。すると市役所がある。ここで失礼するよ。用事があるので。

ミヒャエル:ありがとう。レポートをかけそうな気がしてきたよ。

正:それはよかった。ではまた会おう。がんばって!

<単語・表現>

playLektion7-3 単語・表現
単語・表現 品詞 意味
auferstehen よみがえる・復活する
optimistisch 楽観的な(optimistic
das Erschließen 開発
aus|führen 連れ出す(take out)・実行する(carry out
das Gebäude 建物(building
Läden 店(shop)[Ladenの複数形]
Verkehrendstation 交通ターミナル[verkehrenの現在分詞+station
geradeaus まっすぐに
links 左へ
der Abschied 別れ・いとまごい
das Vorhaben 予定
das Gefühl 感じ(feeling

<ポイント>

@未来形

ドイツ語ではふつう未来のことを表すにも現在形を使います。未来形はとくに「不確定」を強調する場合にもちいられ,そのかたちは「werden+動詞の原形」です。werdenは助動詞として使われます。「werden+過去分詞」は受け身ですから間違わないようにしましょう。またとくに意志を表したいときは「wollen+動詞の原形」も使われます。
未来形は主語によってニュアンスが異なります。1人称の場合は意図(私は〜します),2人称の場合は命令(あなたは〜しなさい),そして3人称の場合は推量「彼は〜するだろう」となります。このあたりは英語のwillとにています。いずれにしてもドイツ語では純粋に未来の事柄を未来形で表すことは少ないということを知っておきましょう。くわしくは,文法解説「未来形」を参照して下さい。

A関係詞

playLektion7-3 関係代名詞
  男性 女性 中性 複数
1格 der die das die
2格 dessen deren dessen deren
3格 dem der dem denen
4格 den die das die

ドイツ語にも英語と同様、関係代名詞があります。先行詞を必要とする「定関係代名詞」と先行詞の不要な「不定関係代名詞」があります。まずは定関係代名詞を扱います。

<関係代名詞の格変化>

関係代名詞も代名詞なので,性・数・格によって語形変化します。 

<関係代名詞の使い方>

Die Freuindin,die ich gestern besucht habe,kommt aus Kagosima.

(私が昨日訪ねたその友人は、鹿児島出身です。)

この文の“die ich gestern besucht habe”は、“Die Freundin”を修飾(説明)する関係文です。(関係文:関係代名詞が入った、その前出の特定の名詞を説明する文)関係文中の“die”(関係代名詞)は“Die Freundin”と同一物です。関係文は副文(助動詞の定形が最後に来る)なので、“habe”という定形が一番最後に置かれるのです。これを「定形後置の原則」といいます。また、関係文を除いた“Die Freundin kommt aus Kagosima.“を、主文といいます。注意することは2つあります。
@関係文と主文の間には、必ずコンマを打つ。
英語では「限定用法」「継続用法」の2つがあって,コンマがあるのとないので意味が違いましたが,ドイツ語ではどんな場合でもコンマを打ちます。
A関係代名詞は省略できない。
英語と違って「目的格の時は…」というのはありません。

<2文を1文にする>

関係代名詞を使う場面としてよくあるのが「2文を1文にする」ものです。実際に関係代名詞を使って文章をつなげてみましょう。次の2つの文を見てください。

  1. Ich habe das Buch gestern gekauft.(私は昨日その本を買いました。)
  2. Sie hat das Buch.(彼女はその本を持っています。)

@2つの文中から、共通する名詞を探す。
上の文では、”das Buch”が共通する名詞です。
A共通する名詞を先行詞にし,定関係代名詞の数・性を、先行詞に合わせて代入する。
関係代名詞の格は、関係文中の(つまり「1」文中の)役割に応じて決まることに注意しましょう。
この文の場合,「2」文の”das Buch”は、中性名詞・単数であり,「1」文での”das Buch”は、「〜を」だから4格なので関係代名詞は、”das”ということになります。

Sie hat das Buch,das ich gestern gekauft habe.
<前置詞と関係代名詞>

関係文中に前置詞を伴うとき、その前置詞は関係代名詞の前に置かれます。

  1. Ich fahre nach Berlin mit meiner Freundin.(私は友人と一緒にベルリンに行きます。)
  2. Meine Freundin ist Studentin.(私の友人は学生です。)

この2文をまとめると次のようになります。

Meine Freundin,mit der ich nach Berlin fahre, ist Studentin.(私が一緒にベルリンに行く友人は、学生です。)

<関係副詞>

Kurosaki ist der Stadt, wo ich gewachsen habe. (黒崎は私が育った町です。)

このwoは,疑問詞として親しまれていました?が,実は英語のwhereにあたる関係副詞でもあるのです。関係副詞はドイツ語では最近になって正式な使い方として認められたものですが,会話ではよく使われます。上の文を関係代名詞で書き直すと,

Kurosaki ist der Stadt, in der ich gewachsen habe. (黒崎は私が育った町です。)

となります。

Moreinfo 文法解説「未来形」

文法解説「関係代名詞」

作成者:原田大樹


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最終更新日:1998415
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