ハンブルク(Hamburg)

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ハンブルクの位置

ハンブルクはドイツ第2の都市で,人口は約180万人です。港湾都市として知られ,またドイツ北部の交通の要衝でもあります。エルベ川の港のため日本の港町のような潮の臭いはしません。

ハンブルク州もベルリンと同じく都市州で,ニーダザクセン州とシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州と接しています。ハンブルクは北欧への玄関口でもあり,デンマークとの直通列車のアクセスもあります。他方,ドイツを南北に縦断し,コンスタンツまでを約半日かけて走るICも,ハンブルクが始発地になっています。

ハンザ同盟都市 ハンブルク

港町の雰囲気を伝える倉庫街

ハンブルクはハンザ同盟都市として知られます。ハンザ同盟とは,神聖ローマ帝国から関税・経済面の特権を得た都市群で,ドイツを中心に最盛期には200近くの都市が参加していました。ハンブルクはリューベックとともにハンザ同盟の中心都市として栄えました。ハンザ同盟が勢力を失った後もハンブルクは自治を守り続け,それが現在の都市州としての地位に繋がっています。

ハンブルクは料理のハンバーグ(hamburger)の語源の街としても知られています。この食べ物はドイツ人がアメリカに移住した際にアメリカに伝えたと言われており,もとはドイツの労働者の食事でした。

ハンブルクの現在

ハンブルク市街

ハンブルクにはアルスター湖(Alster)という人造湖があり,中心部に独特の雰囲気をもたらしています。南ドイツの街と違って高層建築が多く,また開放的な感じがします。中心部近くには聖ミヒャエル教会(St. Michaelis Kirche)があり,ハンブルク市街を一望できます。この教会の塔はドイツでは珍しくエレベータで上ることができます。

ハンブルクの中心市街地を走っているのはU-Bahn(地下鉄)とS-Bahn(近郊電車)です。ただしどちらも多くの区間で地下を走っています。路面電車がなく,また高層建築が多いため,典型的なドイツの都市とは随分違っています。

    

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