大橋・原田ゼミ第14期(06年度)

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シラバス

基本情報

履修条件

ゼミ開講までに,大橋洋一『行政法―現代行政過程論(第2版)』(有斐閣・2004年)を熟読してきて下さい。

授業の目的

皆さんが将来どのような職業につくとしても,社会で活躍するために是非大学で身につけておくことが望まれる知的技術・知的能力があります。それは,
・解決すべき課題を発見できること
・それに関する情報を多方面から収集できること
・情報の分析・加工を通じて私見を作り上げられること
・同僚の前でわかりやすく,しかも論理的説得力をもって報告できること
・そして同僚との議論を通じて修正・改善された解決策をまとめあげること
の5点にわたります。
これまでの講義は,聴き手として受け身の学習が主でした。ゼミナールにおいては、皆さんが報告者としての役割を引き受け,主体的に上記の能力を積極的に開発してほしいと考えます。行政法に関するテーマが素材となることが多いのですが,それは手段であって,決して目的ではありません。

授業の概要・授業計画

前期は,政策法の勉強を統一テーマに、ゼミ生で楽しく議論します。参加者は近時の「政策と法」に関する文献を報告します。報告では,制度改正を念頭に置いて,具体的に政策課題と行政制度との関連を考えてみます。法律学の狭い殻を突き破り,学際的な議論を展開します。政治学,行政学,経済学,財政学の知見も深めたいと思います。前期は,共同研究のスタイルをとります。
 後期は,各自がテーマを決めて,ゼミ論集の論文作りに挑戦します。目標は,自分で新しい法律・条例の制度設計をしてみることです。後期には,あなたが立法者です。

授業の進め方

参加者が研究調査報告を毎回分担し,それを素材にゼミ全員で議論します。

教科書及び参考図書

第1回目のゼミの時に,課題を紹介して,報告する課題を各自に選んでもらいます。その際に,主要な参考文献も指示します。

試験・成績評価等

ゼミにおける研究報告と,年度末に作成するゼミ論集の論文により評価します。

その他

原田大樹助教授にも参加してもらう予定です。教員2名で丁寧に皆さんの学習をアドバイス,サポートします。

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