paco Home>授業関連>演習科目一覧(九州大学)>大脇ゼミ第30期(22年度)
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基本情報
- 授業科目名: 行政法演習
- 講義題目: 行政法の基幹論点を学ぶ
- 授業科目区分:展開科目
- 開講学期・単位数・教室・時間帯: 通年・4単位・火曜日5限
- 対象学年: 3・4年生
- 担当教員: 大脇成昭
- 使用言語: 日本語
- 科目コード: LAW-LAW3911J
履修条件
行政法Ⅰ(行政過程論)を2年次に履修していることが必要(ただし単位取得の有無は不問)。また,新3年生はこの演習と並行して,2022年度前期に開講される行政法Ⅱ(行政救済法)を履修することが必須である。
学位プログラムの学修目標
[主] LAW-LAW21:D-1. 社会のさまざまな課題を発見し,それを分析し,それを解決するための方途を見出すことができる。
[従] LAW-LAW21:C-1. 法学・政治学の概念・方法を用い,現代社会の諸問題を的確に分析・説明することができる。
授業科目の到達目標(評価の観点)
[主] 行政関係法令や判例理論,国または地方公共団体の個別政策が,社会においてどのような役割を果たしているかを,多面的に把握し,様々な行政課題の解決策を提示することができる。
[従] 重要判例等を素材として,行政主体がかかわる紛争の解決に,司法がどのようにかかわったかを正しく理解できる。
授業の目的
行政法に関係する判例や制度,事件などを素材として,社会において有用な「考える力」「書く力」「議論する力」を高めること。
キーワード
行政基準,専門技術的裁量,理由提示義務,違法性の承継,官民協働,災害応急措置
授業の概要・授業計画
前期
- 第1回 オリエンテーション
(自己紹介,報告順,ゼミ委員の決定など) - 第2回~第12回 判例研究報告
(各判例についてグループ報告+質疑応答) - 第13回 前期まとめ
(後期のゼミ論文執筆に向けての確認など)
後期
- 第14回 後期に向けて
(後期の報告に向けての確認など) - 第15回~第25回 ゼミ論文進捗報告
(ゼミ論文の構想や進捗状況を個別報告) - 第26回 ゼミ論文発表会
(ゼミ論文の内容を全員で報告)
教科書及び参考図書
参考図書
・大橋洋一『行政法Ⅰ―現代行政過程論(第4版)』(有斐閣・2019年)
・大橋洋一『行政法Ⅱ―現代行政救済論(第4版)』(有斐閣・2021年)
授業科目の成績評価の方法について
- 発表
前期・後期ともに,定められた回数の報告が課せられる(グループ,個人の両方あり)。 - 授業への貢献度
報告や司会を担当しない回においても,質問等の発言により,議論に参加する必要がある。 - レポート
学年末(後期の最終回)に,ゼミ論文の提出が義務付けられる。この提出が,単位認定の前提となる。なお全員のゼミ論文を,冊子体の論文集として取りまとめる。
その他
担当教員による学習相談:随時受付
ゼミ参加メンバー
氏名・ニックネーム・学年・ゼミ役員・出身地 | ひとこと |
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