paco Home>授業関連>開講科目一覧(京都大学)>[14前] 外国文献研究
お知らせ
- 参加者による協議の結果,"Der Verfahrensgedanke im deutschen und europäischen Verwaltungsrecht" (E. Schmidt-Aßmann)を読むことになりました。
シラバス
基本情報
- 授業科目名: 外国文献研究(独)
- 担当: 原田大樹
- 配当学年: 法学部3・4回生
- 開講学期・単位数・曜日時限・教室: 2014年度前期・2単位・水2・1演
- 授業形態: 講読
授業の概要・目的
ドイツ行政法学の現在の議論水準を俯瞰するのに便宜であるWolfgang Hoffmann-Riem u.a. (Hrsg.), Grundlagen des Verwaltungsrechts(全3巻)の改訂版が2013年までに全て刊行された。そこで,参加者の興味・関心を踏まえ,上記の改訂版の中から論文を1本選んで精読することで,ドイツ行政法学の動向を理解し,日本法における類似の問題に対する考え方の示唆を得ることが,本授業の目的である。
授業計画と内容
第1回はオリエンテーションとして,ドイツ行政法学の文献を読む上で必要となる基本的な前提知識を紹介するほか,参加者の意向を確認して訳読する論文を選択する。
第2回はドイツ語の読解に慣れるため,ドイツの政治・社会に関する時事的な話題を扱った比較的やさしめのテクストを読解する。
第3回以降は,選択した論文を精読する。文法的な観点から,あるいは論文のコンテクストとの関係から,最も適切と考えられる解釈が確定するまで訳を検討する。訳読対象の論文の扱っているテーマの中から,参加者に小報告を求めることがある。
履修要件
ドイツ語文法の基礎的な内容を理解していること。文法に不安がある場合には,下記の参考文献の携行を勧める。
成績評価の方法・基準
期末試験及び平常点(出席,日頃の訳読の発表及び報告の内容)で評価する。
教科書
論文のコピーを配布する。
参考書等
- 在間進『〔詳解〕ドイツ語文法[改訂版]』(大修館書店)(ドイツ語中級文法書)
- 中山豊『中級ドイツ文法』(白水社)(ドイツ語中級文法書)
- HDG(オンライン・ドイツ語文法)
その他
※オフィスアワー実施の有無は,KULASISで確認してください。