村上・大脇ゼミ第28期(20年度)

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シラバス

基本情報

履修条件

行政法Ⅰ(行政過程論)を受講していることが必要です(単位取得の有無は問いません)。新3年生は,この演習と並行して,前期に開講される行政法Ⅱ(行政救済法)を受講することを強く推奨します。

授業の目的

「考える力」「書く力」「議論する力」を高めることがこの演習の目的です。

法律学を学ぶ上では,基礎的な概念や考え方を理解し,時には覚えることも重要なステップではあります。しかし,変化の激しい現代社会においては,大学で学んだ知識はすぐに古くなってしまいます。社会に出た後にみなさんが遭遇するさまざまな問題を解決するためには,いろいろな情報源から情報を収集し,分析し,自分の見解をまとめ,それを表現し,相手に対して説得的に説明し,議論する力を在学中に身につけておくことが重要と考えます。この演習では,行政法に関係する問題を素材に,こうした能力を伸ばすことを最大の目的としています。

授業の概要・授業計画

前期

※新型コロナウイルスの影響で,授業開始日が4/15(水)に繰り下げられています。

前期では,行政法に関する判例のうちから特に重要なものを取り上げて,議論したいと考えています。この作業を通してゼミ生の一人一人の「考える力」「議論する力」を高めることを目標としています。授業の計画は以下の通りです。取り上げる判例は現時点での予定で,変更する可能性もあります。

後期

後期はゼミ論文を執筆します。自分の興味・関心に応じてテーマ(行政法に関係するものに限りません)を選択し,様々な情報源を利用して調査を行い,自分なりの解決策をまとめていく過程で,「考える力」「書く力」「議論する力」の向上を図ります。テーマについては,学生サロンに置かれている過去のゼミ論文集を参考にしてください。 

授業の進め方

担当者がテーマについて報告を行い,それを素材に参加者全員で議論します。前期はグループごとの報告,後期は個人での報告を予定しています。そのほか,受講者の希望に応じて,ゼミ合宿,ゼミ旅行,合同ゼミ,裁判傍聴,行政機関の見学などを行うことも考えています。

教科書及び参考図書

ゼミの冒頭で紹介します。さしあたり,「行政法Ⅰ」で指定された教科書の全体を通じて,読み返しておいてください。

試験・成績評価等

演習における報告・議論と,ゼミ論文の内容により評価します。出席は単位認定のための,当然の前提です。やむを得ない理由で欠席するときは,必ず事前に連絡してください。

その他

大学時代の4年間は人生の中で最も能力が伸びる時期の一つです。ゼミ論文を執筆するためにはそれなりの努力が必要ですが,書き上げることによって確実にパワー・アップすることができます。本演習の目的に共感し,大学生活で何かを達成したいと望んでいる意欲的な諸君の参加を期待しています。

ゼミ参加メンバー

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