大橋ゼミ第12期(04年度)

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シラバス

基本情報

履修条件

2003年度の私の行政法演習参加者であること。本年度は,前年度からの継続であるため,新規のゼミ生募集は行いません。

授業の目的

皆さんが将来どのような職業につくとしても,社会で活躍するために是非大学で身につけておくことが望まれる知的技術・知的能力があります。それは,
・解決すべき課題を発見できること
・それに関する情報を多方面から収集できること
・情報の分析・加工を通じて私見を作り上げられること
・同僚の前でわかりやすく,しかも論理的説得力をもって報告できること
・そして同僚との議論を通じて修正・改善された解決策をまとめあげること
の5点にわたります。
これまでの講義は,聴き手として受け身の学習が主でした。ゼミナールにおいては、皆さんが報告者としての役割を引き受け,主体的に上記の能力を積極的に開発してほしいと考えます。行政法に関するテーマが素材となることが多いのですが,それは手段であって,決して目的ではありません。

授業の概要・授業計画

前期は,行政訴訟法の勉強を統一テーマに,ゼミ生で協同して議論します。参加者は近時の行政訴訟法改正に関する個別テーマを担当,報告します。報告では,民事訴訟法(具体的には,伊藤眞『民事訴訟法(第3版)』(有斐閣・2004年))をベースにして,民事訴訟の側から見ることにより,行政訴訟の特質及び改善点を考えます。このようにして,行政訴訟法と民事訴訟法の基礎を丁寧に学習することといたします。
後期は,各自が自分のテーマを決めて,ゼミ論集の論文作りに挑戦します。

授業の進め方

参加者が研究調査報告を毎回分担し,それを素材にゼミ全員で議論します。

教科書及び参考図書

第一回目のゼミの時に指示します。2003年に公刊予定の大橋他編『行政法判例集(総論)』(有斐閣)を教材に使用したいと考えております。

試験・成績評価等

ゼミにおける研究報告と,年度末に作成するゼミ論集の論文により評価します。

その他

ゼミ活動の概要

前期

後期

後期は例年通り,ゼミ論文構想の発表が行われました。

最終的に提出されたゼミ論文の要旨は以下の通りです。

ゼミ参加者

研究関連

授業関連

HDG

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