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paco Home>ernst>2015年10月

第4回 ゼミ論文構想報告1

本日のゼミでは,第1回目の構想報告として以下の4つのテーマについて議論を行いました。
 ・「兵庫県を中心とした地方創生の考察」(橋本さん)
 ・「雇用保障 ~非正規雇用労働者をめぐる政策と課題~」(池田さん)
 ・「整備新幹線の現状と課題」(玉木君)
 ・「アスベスト訴訟と国家賠償制度」(西井さん)
4名の報告者間で問題意識が多岐にわたるテーマ設定でした。議論では,各報告者が示した目的・概要・問題意識をもとに,論構成の方向性や今後必要な調査事項を明確にし,また,報告者以外の視点の問題意識やアイデアが提起されました。
今後報告する人も今回原田先生やゼミ生から指摘されたことを踏まえつつ良い論構成を目指していきましょう。
なお,ゼミ終了後,ゼミ写真の撮影を行いました。
次回は第2回目の構想報告を行います(澤田)。

国際性と学際性による公法の方法論の開放

ハンス・クリスティアン・レール「国際性と学際性による公法の方法論の開放」の翻訳を,自治研究91巻11号(2015年)42-75頁に掲載させて頂きました。これは2014年10月に同志社大学で開催された研究会における報告の翻訳であり,ドイツでは既に公刊されています(Hans Christian Röhl, „Öffnung der öffentlich-rechtlichen Methode druch Internationalität und Interdisziplinarität: Erscheinungsformen , Chancen, Grenzen”, VVDStRL 74, Berlin: De Gruyter, 2015, S.7-37.)。また,研究会でコメント頂いた大橋洋一先生(学習院大学),山本隆司先生(東京大学),太田匡彦先生(東京大学)からもコメントを頂戴し,末尾に掲載することができました。

本稿の掲載および研究会の開催に際しては,高木光先生(京都大学)の多大なご助力を得ました。ありがとうございました。

第3回 判例評釈2

第3回目のゼミでは,判例評釈の2回目として,廃棄物処理法上の市町村長による許可処分の取消し等につき,行政事件訴訟法上の原告適格の判断を最高裁が示した,最判平成26・1・28,最判平成26・7・29を取り上げました(報告者:橋本さん・濱田さん・藤田さん・加藤君・髙山さん・西井さん・三浦君)。
3回生にとっては未修の分野となりましたが,事前レジュメ・報告ともに,簡潔なまとめと充実した解説により,原告適格及び2件の判例につき深く理解することができました。
民事訴訟の手続きと適宜対比させながらの解説や,原告適格についての判例の認定基準の推移や学説をわかりやすくまとめ,2件の判例につき論点や射程を鋭く指摘した報告でした。
次回よりゼミ論文の構想報告に入ります。
なお,今回はゼミ終了後にゼミコンパを行いました。
次回のゼミ後には,ゼミ写真の撮影を予定しています(澤田)。

第2回 判例評釈1

第2回目のゼミでは,判例評釈の1回目として,生活保護法の指導・指示の内容が争われた,最判平成26・10・23を取り上げました(報告者報告者:池田さん・岩田君・澄川さん・玉木君・三上君・澤田)。

評釈のみならず示された判例の射程まで捉えるのは難しかったですが,指導・指示内容が不可能である場合の法的意義や国家賠償における違法の意味など,3回生のみの報告者に対して,主に4回生から建設的な意見・質問等をいただき,理解を深めることができました。

その他にも議論では,生活保護法における保護の補足性や保護の基準・程度の原則の確認をはじめ,生活保護法の指導・指示の処分性やその意味,保護廃止との関係なども論点となりました。

次回は,判例評釈の第2回目として,廃掃法の許可と原告適格が争われた最判平成26・1・28,26・7・29を取り上げます。また,ゼミ終了後にはゼミコンパを予定しています(澤田)。

第1回 オリエンテーション

第1回目である今回は,まずゼミのコンセプトについてご説明いただいた後,判例評釈の担当,ゼミ論文の構想・経過報告の発表日,ゼミ役員を決定しました。その後原田先生より,次回から2回判例評釈を行う上でのアドバイスをいただきました。

次回のゼミでは,1回目の判例評釈として,生活保護法の指導・指示の内容が争われた,最判平成26・10・23を扱います(澤田)。

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