第11回 無効の処分に対する訴訟
本日のゼミでは,無効の処分に対する訴訟についてのテーマ報告がハイブリッド形式にて行われました。
原さんは,出訴期間経過後の訴訟手段と,審理と判決について報告してくれました。
松井さんは,処分の無効等確認訴訟についての,総論と原告適格について報告してくれました。
報告後は,二つのグループに分かれて質疑応答を行いました。難しい質問が多く飛び交い,有意義な時間だったと思います。質疑応答終了後は原田先生に解説をして頂きました。
次回(7月6日)のゼミも,ハイブリッド形式で行われます。次回のテーマは「義務付け訴訟・差止訴訟」です。(吉村)
2021.06.29 | Comments(0) | Trackback(0)
第10回 取消訴訟の判決
本日のゼミでは「取消訴訟の判決」についてのテーマ報告がオンラインにて行われました。
後川くんは取消訴訟の判決の種類,取消判決の効力,事情判決について報告してくれました。
米濱くんは取消判決の効力,事情判決に関する判例について報告してくれました。
報告の後は2つのブレイクアウトルームに分かれて質疑応答を行い,全体で内容を共有し,原田先生に解説をしていただきました。事情判決における損失補償の矛盾点や判例の判断過程に関する鋭い視点の質問も多く,高いレベルの議論ができたと思います。ゼミの実施も10回を超え,ゼミ生間の交流も盛んになってきているので,よい雰囲気で今後も進めていきたいです。
次回(6月29日)のゼミもハイブリッドでの実施となります。次回は「無効の処分に対する訴訟」についてのテーマ報告が行われます。(栗原)
2021.06.22 | Comments(0) | Trackback(0)
第9回 大飯原発訴訟
本日のゼミでは,「大飯原発原子炉設置許可事件(大阪地判令和2・12・4判タ1480号153頁)」についての判例評釈が行われました。今回より,対面での実施が再開され,ハイブリッド形式にてゼミが行われました。
細谷さんと藤田さんは,原子炉等規制法の仕組み,原発訴訟の枠組みと実体,そして,本件事実の概要と判示について,報告してくれました。複数の原発訴訟の例を用いながら,深く検討がなされていたように思います。
報告後は,二つのグループに分かれて質疑応答を行いました。初めてのハイブリッド形式ということで,慣れないこともありましたが,突っ込んだ議論ができたと思います。質疑応答終了後は原田先生に解説をして頂きました。
次回(6月22日)のゼミも,ハイブリッド形式で行われます。次回は「取消訴訟の判決」についてのテーマ報告が行われます。(吉村)
2021.06.15 | Comments(0) | Trackback(0)
第8回 取消訴訟の審理
本日のゼミでは「取消訴訟の審理」についてのテーマ報告がオンラインにて行われました。
吉村さんは審理の基本原則と立証責任について民事訴訟法の内容も交えて報告してくれました。
田島さんは違法の主張制限,処分理由の差し替え・追加,訴えの併合・変更,訴訟参加について判例を挙げながら報告してくれました。
報告の後は2つのブレイクアウトルームに分かれて質疑応答を行い,全体で内容を共有し,原田先生に解説をしていただきました。民事訴訟法に関係した質問も多く,行政法にとどまらない広い議論ができたと思います。
次回(6月15日)のゼミから対面形式が再開となり,ハイブリッドでの実施となります。次回は「大飯原発原子炉設置許可事件(大阪地判令和2・12・4判タ1480号153頁)」に関する判例評釈が行われます。(栗原)
2021.06.08 | Comments(0) | Trackback(0)
第7回 一般廃棄物処理業許可取消訴訟の原告適格
本日のゼミでは「一般廃棄物処理事業許可事件(最三小判平成26・1・28民集68巻1号49頁)」についての判例評釈がオンラインにて行われました。
益尾さんと原口さんが前提知識,事件の概要,判旨,評釈,憲法基本権との検討について報告してくれました。
競業者の原告適格について肯定例,否定例ともに多くの判例を用いて深い検討がなされていたと思います。
報告後はブレークアウトセッションにて2グループに分かれて質疑応答を行いました。2回目の判例評釈ということで,前回よりも活発な議論がなされていたように感じました。
次回(6月8日)のゼミの形式はまだ未定ですが,2週間ぶりにテーマ報告が行われます。次回のテーマは「取消訴訟の審理」です。(吉村)
2021.06.01 | Comments(0) | Trackback(0)