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2021年度第4回GNL科研研究会

科学研究費基盤研究A「グローバル法・国家法・ローカル法秩序の多層的構造とその調整法理の分析」(GNL)の2021年度第4回研究会(研究代表者主催)・京都大学大学院法学研究科附属法政策共同研究センター 環境と法ユニット主宰研究会を,2022年2月21日(月)にオンライン(ZOOM)で開催し,ユニット協力教員・分担研究者等21名が参加しました。

○「国際環境条約をめぐる近年の動向―水銀に関する水俣条約を事例として」(宇治梓紗・京都大学大学院法学研究科准教授)
水銀に関する水俣条約の成立過程の分析を踏まえ,地球環境条約の特色を多角的に検討する報告でした。特に遵守確保と資金メカニズムの存在や,合意を促進する要因に関する分析(国連環境計画による情報提供・イシューリンケージ等)が話題の中心となりました。その後,環境と法ユニットの協力教員からコメント・質疑を行い,最後に参加者からの質疑・討論を行いました。

2021年度第3回GNL科研研究会

科学研究費基盤研究A「グローバル法・国家法・ローカル法秩序の多層的構造とその調整法理の分析」(GNL)の2021年度第3回研究会(グローバル基礎理論チーム主催)を,2022年2月12日(土)にオンライン(ZOOM)で開催し,分担研究者等15名が参加しました。

○「多層化・多元化する法秩序相互の関係の構想」(山田哲史・岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授)
TeubnerのVerfassungsfragmente(2012年)を下敷きに,法秩序の多層化・多元化を分析する法理論が分析されました。レジーム憲法論の考え方の基本的な内容とその特色が紹介され,公法学・抵触法学から見た問題点が指摘されました。議論の中では,レジームの意味,グローバル立憲主義の考え方との異同,システム理論との関係,Teubnerのかつての議論との関係などが話題に上がりました。

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