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paco Home>ernst>2020年5月

第4回 行政過程論② 行政手続の基礎・行為活動の諸類型①

本日のゼミでは前回に引き続き行政過程論に関しての講義形式の発表を行いました。

門田君は行政手続について,手続の意義や基本原則,今後の課題について発表をしてくれました。
岩佐君は情報公開と個人情報保護について,制度の概要を発表してくれました。
浜田さんは行政基準について,その種類や付随する問題点などを判例もふまえ発表してくれました。
森本君は行政計画について,その概要や統制の方法,行政計画について取消訴訟を提起できるかなどを発表してくれました。

ブレイクアウトセッションを用い質疑応答を行った後,各セッションで出された質問の共有を行いました。Zoomを用いたゼミで空気感もつかみにくい中ですが,前回よりも活発な意見交換が行われたように思えました。次回は行政行為の概念と効力,行政行為の手続ルール,行政行為の実体ルール,行政行為の裁量について発表が行われる予定です。(森田)

第3回 行政過程論➀ 行政法の基礎理論

本日のゼミでは,4人のゼミ生が行政過程論の内容に関して講義形式の発表を行いました。

1人目の古閑さんは行政法の特色について,行政活動の分類や民事法・刑事法との比較の説明を行いました。
2人目の玉井くんは法律による行政の原理に関して,法律の留保をめぐる学説の対立を中心に説明を行いました。
3人目の飯野くんは法律と条例の関係について,条例制定権の限界や上乗せ条例と横出し条例の適法性を判例における解釈とともに説明を行いました。
4人目の畦地さんは行政法と民事法というテーマで,歴史的背景や民事法と行政法の保護法益の重なり合いなどの両者の関係についての説明を行いました。

4人の発表のあとには,発表者を含んだ5人程度のグループに分かれて質疑応答を行いました。また,本質性理論の本質的であるとする具体的な内容など,質疑応答の中で十分な理解が得られなかったものに関しましては,ゼミの最後で原田先生に解説をしていただきました。

発表を聞いて感じた素朴な疑問などを各自が共有することができていたと思います。次回は,行政過程論②行政手続の基礎・行政活動の諸類型➀を予定しています。(嶋村)

第2回 行政法入門① 行政過程論

新型コロナウイルスの影響で発生した休講に伴う補講の1回目として,PandA経由での配信による行政法入門と,その理解確認のための課題研究を行いました。(原田)

第1回 オリエンテーション

本日のオリエンテーションでは,自己紹介ならびにゼミ役員の決定を行いました。

報告テーマの担当については,感染症対策としてオンラインでのゼミ開講となっているため,各自がメールで報告テーマの希望を出すことで決定しました。

次回のゼミは,行政過程論①行政法の基礎理論を扱います。また,4月8日休講分の補講として,次回のゼミまでにオンデマンド形式での行政作用法総論の講義及び課題提出を行います。(嶋村)

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