行政法学から見た制度的契約論
「行政法学から見た制度的契約論」を,北大法学論集59巻1号408-395頁に掲載させていただきました。これは昨年11月に開催された科研基盤A「市場環境・生活環境の秩序形成における公私
同研究会に関係するものは以下の通りです。
- 吉田克己「趣旨説明 制度的契約論の構想」
- 内田貴「制度的契約論の構想」
- 池田清治「民法学から見た制度的契約論」
- 原田大樹「行政法学から見た制度的契約論」
- 「討論 制度的契約論の構想」
研究会の折に加え,活字化の際にも,吉田克己先生・藤谷武史先生に大変お世話になりました。また校正の際には吉川吉樹先生の手を煩わせました。この場を借りて御礼を申し上げます。
2008.05.30 | Comments(0) | Trackback(0)
規制手法の多様化と規制システム間調整
5月23日に京都大学で開催された,学術創成研究「ポスト構造改革における市場と社会の新たな秩序形成」の第3回エンフォースメント部会研究会において,「規制手法の多様化と規制システム間調整」と題する報告をさせていただきました。直接規制以外の規制手法に注目が集まるようになってきているという意味での規制システムの「多様化」と,規制システムが国際機構・国家・自治組織の三層構造で展開するようになっているという「多元化」の問題を取り上げ,今後の研究の方向性を検討する内容でした。参加者のみなさまからは,さまざまな観点からの質疑・意見を頂戴し,今後の研究の課題がより明確になったように思います。
研究会での報告の機会を与えて下さった高木光先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。
2008.05.23 | Comments(0) | Trackback(0)