2022年度第2回GNL科研研究会
科学研究費基盤研究A「グローバル法・国家法・ローカル法秩序の多層的構造とその調整法理の分析」(GNL)の2022年度第2回研究会(ローカル実証チーム主催)を,2022年7月24日(日)にオンライン(ZOOM)で開催し,分担研究者等16名が参加しました。
○横浜市の国際行政活動(武木田雅大・横浜市国際局国際政策部担当部長)
全国の政令指定都市の中で唯一国際局を持っている横浜市の国際行政活動の実情や,その理論的・実践的課題を紹介して頂きました。姉妹都市のように以前からある活動のほか,SDGsに関する国際的な都市ネットワークや,ウクライナからの避難民の受入れの事務など,多様な活動とその理論的な基礎付けの可能性が扱われました。
○コメント:憲法学から(堀口悟郎・岡山大学学術研究院社会文化科学学域(法学系)准教授)
近時この分野で貴重な業績を出されている堀口先生から,自治体の国際行政活動に関する憲法上の基礎付けや限界の問題についてコメント頂きました。
○コメント:行政法学から(川端倖司・成城大学法学部専任講師)
ドイツの地方自治法や条例論に詳しい川端先生から,自治体の国際行政活動に対する行政法的なアプローチの可能性についてコメント頂きました。
2022.07.24 | Comments(0) | Trackback(0)