ernst

paco Home>ernst>2021年5月

第6回 土壌汚染対策法の通知の処分性

本日のゼミでは「土壌汚染状況調査報告事件(最ニ小判平成24・2・3民集66巻2号148頁)」の判例評釈がオンラインにて行われました。

塩谷さんと藤田くんが事件の概要,判決の内容,通知の法的効果,射程について報告してくれました。通知の処分性にかかる1審〜最高裁判断をそれぞれ丁寧に解説・分析してあり,本判決の処分性肯定の根拠について特に深い検討がなされていたように思います。

報告の後は2つのブレイクアウトルームに分かれて質疑応答を行い,全体で内容を共有し,原田先生に解説をしていただきました。初めての判例評釈でしたが,判断の理論構成や実行的権利救済,通知の法的効果に関する鋭い質問や意見も飛び交い,テーマ報告とはまた異なった議論ができたと思います。

次回(6月1日)のゼミの形式はまだ未定ですが,対面実施の再開が待ち遠しいです。次回は「一般廃棄物処理事業許可事件(最三小判平成26・1・28民集68巻1号49頁)」です。(栗原)

第5回 原告適格

本日のゼミでは原告適格についてのテーマ報告がオンラインにて行われました。

今回は,山形さんと栗原さんが合同で原告適格の総論に加え,判例の動向や行訴法9条2項の具体的解釈方法について報告してくれました。

報告後はブレークアウトセッションにて2グループに分かれて質疑応答を行いました。踏み込んだ質問も多く,議論が盛り上がっていました。質疑応答終了後は原田先生に解説をして頂きました。

次回(5月25日)のゼミもオンラインとなります。次回は土壌汚染状況調査報告事件(最二小判平成24・2・3民集66巻2号148頁)に関する判例評釈が行われます。(吉村)

第4回 処分性

本日のゼミでは処分性についてのテーマ報告がオンラインにて行われました。

西山さんは処分性の各要素と主な判例について報告してくれました。
清水さんは処分性の概要・意義・判断基準に加えて,処分性の拡大と鈍化について報告してくれました。

報告の後は2つのブレイクアウトルームに分かれて質疑応答を行い,全体で内容を共有し,原田先生に解説をしていただきました。報告された判例と似た事例や最新の高裁判決に関する難しい質問もあり,深い議論ができたと思います。

次回(5月18日)もオンラインでの実施となります。次回のテーマは「原告適格」です。(栗原)

研究関連

授業関連

HDG

Links

Weblog

follow us in feedly follow us in feedly

Archives

Category

Blog Post

Comments

Trackbacks