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第4回 ゼミ論文構想報告1

本日のゼミでは,各自のゼミ論のテーマ発表が行われました。
平野さんは「外国人への生活保護適用の可能性について」の発表を行ってくれました。永住外国人に対しては,生保の準用という形で現在も対応しているということは初耳で,今後も増えるであろう外国人への生保適用は重要な問題だと感じました。
權さんは「スマホゲームにおける問題点について」の発表を行ってくれました。スマホゲーム・携帯ゲームはここ数年でどんどん発展してきた分野なので,法制度の整備がまだ追い付いていないように感じました。効果的な規制の仕方というものが非常に気にります。
加藤さんは「京都の性風俗と法」の発表を行ってくれました。京都の性風俗の地域特殊性がどういう要因で生まれたのか,これから法制度でどのように対応していくのか,完成の発表がとても気になる内容でした。
小林さんは「日本の地方自治~他国との比較から~」の発表を行ってくれました。東京一極集中や人口減少に地方が衰退していくなかで,どのような自治制度があればそういった問題に対処できるかということでした。小林さんの発表を聞いて,地方衰退の要因は多岐に渡っていると思いました。ですので原因分析が難しいように感じますが,同時にやりがいのあるテーマだと思いました。(川端)

第3回 判例評釈2

本日のゼミでは、開発許可と訴えの利益についての判例(最一小判平成27年12月14日判時2228号15頁)評釈を行いました。
市街化区域と市街化調整区域での開発許可の法的効果の違いについて、判決の射程に気を使いながら議論をしました。(平野)

第2回 判例評釈1

本日のゼミでは,処分基準と訴えの利益についての判例(最判平成27年3月3日)評釈が行われました。先行処分の本来的効果が消滅した後,先行処分が後行処分の加重要件となっている場合に原告に訴えの利益があるか,また,処分基準に法的拘束力があるかどうかについてが論点として挙げられました。訴えの利益を肯定することは,平成16年行訴法改正をはじめとする実効的な権利救済の観点からも評価できると考えています。また,その観点から判決の射程も広くなっていくと思います(川端)。

第1回 オリエンテーション

2016年10月4日,原田教授のゼミの第4期が始まりました。
第1回目と言うことで,全員の自己紹介をして,ゼミの内容の説明と報告者の決定を行いました。今期は判例評釈を2回に渡って行い,その後各人がゼミ論文を作成することになりました(平野)。

合同ゼミ

合同ゼミ9月2日に京都大学で,学習院大学大橋ゼミとの合同ゼミが開催されました。学習院大学からは6名のゼミ生が,京都大学からは2~4期のゼミ生23名が参加しました。

最初に,学習院大学のゼミ生から,後期に執筆するゼミ論文の構想発表がありました。京大側からはさまざまな角度からの質問・意見が出されました。次に,全体を6つのグループに分け,マンション選びに関するクイズを素材に都市法の基本的な考え方を復習しました。さらに,下級審裁判例を素材とする簡単な演習問題を各グループで検討してもらい,行政行為の基本的理解を確認しました。

その後,ゼミコンパが開催され,双方のゼミ及び京大側の各期の親睦を深めました。3期にとっては最後の,4期にとっては最初のイベントとなりましたが,とりわけ4期ゼミ生にとっては,これから執筆するゼミ論文のテーマを考えるよい手がかりとなったのではないかと思います。

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