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第7回 ゼミ論文構想報告4

第7回(11/14)のゼミでは,4回目のゼミ論文構想報告が行われました。今回の発表者は横井さん,門田さん,籏谷さんでした。
 
横井さんは「人為性のない土砂災害における予見可能性―地すべり・崩壊の差異から―
」というテーマで,土砂災害が原因で道路において事故が発生した場合の国家賠償法2条の予見可能性についての議論を発表してくれました。
自然地理学上の予見可能性と法的評価としての瑕疵・過失を判断する上での予見可能性とを区別して論じるべきでは,水害と道路に限定することでかえって問題が捉えにくくなるのではないか,などのアドバイスがされました。
 
門田さんは「日本におけるeスポーツ大会開催にかかる法的制限」というテーマで,JeSUという団体や景表法,風営法,刑法などの関連法令との関係について紹介してくれました。
海外ではどういう理屈で認められているのか,他の競技との差は何か,ノーアクションレター,規制のサンドボックスといった仕組みに着目してはどうか,などコメントをいただきました。
 
籏谷さんは「AI生成コンテンツの著作物性」というテーマで,従来の議論と海外の動向を踏まえて発表してくれました。
様々なアクターの共同著作物として認められる可能性はないのか,AIの著作者性(権利主体性)や著作権として保護される利益の性質などが著作物性だけでは捉えきれていないのではないか,などのアドバイスをいただきました。
 
次回(11/21)は5回目のゼミ論文構想報告が行われます。(鎌原)

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