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第4回 処分性

今回の報告では「処分性」をテーマに,「病院開設中止勧告事件」についての報告が行われました。今回は,行政指導であって本来は処分性を有しない勧告に,いかにして処分性を認めたのかについて報告されました。そして「法効果」に言及がないまま処分性を認めた点が従来の判例とは異なるとして,関連判例の藤田裁判官の補足意見も参照しました。

大脇先生からは,本判決の病院が徳洲会病院であり,国のやり方に不満をもって,勧告が拒否されることもわかった上で争おうとしたというそもそもの話をして頂きました。また,関連して医療計画や病床数の現状や意義についても教えて頂きました。

今回の報告は私含めた3年生2人で担当しました。準備に時間をかけたつもりでしたが,当日は鋭い質問が多く,時には大脇先生に助けて頂きながら議論することができ,大変勉強になりました。また,形式面でもいくつかの指摘を頂いたので,訂正して次回以降の報告に活かしたいです。(大西)

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