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第21回 ゼミ論文経過報告4

今回の報告者とその内容は,

浅井君「地域間教育機会格差是正に向けた行政機関の取り組み」
井上さん「地域における第三セクターの在り方」

というものでした。

議論では,報告者の問題意識と検討のつながりが主だったと思います。どちらも論文執筆中に当初の問題意識から変化があり,それで問題意識と検討内容のずれが生じていたようです。
指摘としては,議論と関連して,議論拡散したときは一度自分の問題意識に立ち返ってみること,全体としての一貫性を意識すること,様々な論点の中からどれを扱い,どれをその射程外とするのかについて,それをはじめにであげるのがよいといったものがありました。また,問題をあげて入るがその問題の検討がなされていないといった指摘もありました。

今回のゼミでは三年生が先輩方の発言に圧倒されていたように思えます。そんな中でも積極的に発言できるようがんばりましょう。(川崎)

第20回 ゼミ論文経過報告3

今回のゼミでは,「空き家問題対策」,「平成の市町村合併 合併市町村における地域自治組織」の2つのテーマについて報告がされました。 ゼミ論文報告も後半に差し掛かり,2つとも内容の濃いものになっており,後半組にかなりのプレッシャーを与えたのではないでしょうか。
指摘としては,共通して,問題意識は明確になりつつあるものの,当の問題をいかに切り取るかがはっきりしておらず,結果全体としてわかりにくくなっているという点,また,一般論で本テーマを論じることには限界があるため,ある程度の事例を提示する必要がある点が主にあげられました。
ゼミの議論も比較的活発になってきており,自分の報告の回も多くのアドバイスをもらえるように論点を明確にしていきたいと思います。
ゼミ論文も終盤に差し掛かっているため,論文構成や形式面にも注意して村上先生のいう美しい論文をかけたらと思います(室田)。

第19回 ゼミ論文経過報告2

今日は2順目の二組目です。
報告者と報告内容は以下の通りでした。

井上美和さん:公契約条例による現役世代の生活保障の可能性
川畑君:大阪府貧困ビジネス規制条例は生活保護不正受給防止に役立つか

議論は井上さんのほうでは論文の細かい内容について,川畑君のほうではその問題意識の部分で主になされたと思います。論文の完成度が上がるとその分議論の内容も濃くなると感じました。

アドバイスとしては,自分の議論が憲法レベルでの話なのか,法律レベルなのか,または当・不当のレベルなのかをはっきりさせること,論点を限定するのならその論点に絞った理由を明確にするといったものをいただきました。また,書く際に一度書く内容を箇条書きにしたり,一度書いたものをもう一度書き直してみたりするといい構成の論文になるとのことです。

今回アドバイスでいただいたことで自分の論文の改善点がいくつか出てきました。来週報告ですので,それまでによい議論ができる論文を書いてこようと思います。(川﨑)

第18回 ゼミ論文経過報告1

今回からゼミ論文の報告の2周目に入りました。レジュメの厚さから,前回の報告より,かなり進んでいることがわかります。
テーマは「医薬品の誇大広告」で,ノバルティスファーマ社のバンサルタンの効用の論文データに偽装があった事件を題材に論文が書かれています。
特に議論となったのは,誇大広告に関して,薬事法と景品表示法の関係性,誇大広告の範囲などです。問題意識は以前よりはっきりしているものの,さらに明確にして,論文に取り込んでいく必要があるとの指摘がありました。
次回の自分の発表までにもっと検討していく必要があると痛感しました。また,全体へのアドバイスとして,場面を切りとって現状説明すること,どんなことが問題でどのように解決したいのかを明確にすること,安易に立法論に逃げないこと,言葉の定義を述べることなどがあげられました。こうしたことを踏まえて,論文を進めていこうと思います。さらにゼミ外でも友人とお互いの論文を読み合わせをして,より充実した内容にしていきたいです(室田)。

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