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paco Home>授業関連>演習科目一覧(九州大学)>frontier>2009年7月

第13回 司法的執行の可否

今回は宝塚市パチンコ店建築中止命令事件を取り上げ,民事的執行による行政上の義務履行確保について議論しました。現在の行政上の義務履行確保手段が実効的でないものの,民事的執行を認める場合でもその請求権をどう作るか,どこまで認めるかという難しい問題でした。
今回で前期のゼミは最後です。後期の論文報告に向けてがんばりましょう(松井)。

第12回 事業計画の法的性質

今日は浜松市土地区画整理事業事件を取り上げ,検討を行いました。本判決はこれまでの判例を変更し,事業計画につき処分性を認める判決で画期的なものでしたが,その法的根拠をめぐって議論がなされました。
肝心の土地区画整理事業のしくみや,補足意見,意見の説明がうまくできず,議論になかなか入れなかったのは報告者として反省しています。また,意見が多数ついたような難解な判決はゼミ生の事前準備が一層大切になると実感しました。
次回は今期最後のゼミということになります。最後にふさわしいよう,熱い議論を行い,締めくくりましょう!!(ほうく)

第11回 契約締結強制

今回は志免町給水拒否事件を取り上げました。
将来の水不足を理由に給水契約の締結を拒否できるかが論点となりました。給水規則の法的性質をどう解釈するかについては,難しい問題なので結論を出すことはできませんでした。また,聞きなれない用語が出てきたので,報告の際にはこれらの用語の説明が必要です。
前期のゼミも残り少なくなりました。残りの報告者はしっかり準備をしてよいゼミとしましょう。他のゼミ生も後期の論文の準備を始めておきましょう。(松井)

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