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paco Home>授業関連>演習科目一覧(九州大学)>frontier>2009年12月

第24回 論文経過報告7

今回は,私の「ワークシェアリング導入の課題」についての報告でした。
私見について集中的に議論しましたが,実現性に乏しい提案であったので,私見の内容をさらに具体化していく作業が必要だと思いました。また,海外の制度をどこまで取り入れるかという問題も指摘されました。ほかにも,用語の定義をはっきりさせることや制度を変える必要性などの説明が不足していることを指摘されました。
細かい説明を省かずに,分かりやすく論理的な文章にしたいと思います(松井)。

第23回 論文構想報告6

今日は「介護労働者の待遇改善」について,空閑さんによる報告がありました。
ゼミでは介護報酬引き上げとキャリアアップシステムを提唱する私見に議論が集中しました。
介護報酬引き上げについては,財源をどうするか,介護報酬を決定する仕組みについての考察が必要ではないか,などが指摘されました。
また,キャリアアップシステムについては,同じ仕事をしているのに勤続年数で給料を変えるのは問題ではないか,会社員のような昇給は不可能ではないか,などの指摘がなされました。

他の報告者にも言えることですが,私見内容を練り上げていくのが今後の課題であると思います。
1月7日に補講も決定しましたので,それに向けて準備を進めることが必要です。

さて,次回が今年最後のゼミになります。
最後まで活発な議論ができるよう,がんばっていきましょう!!
(ほうく)

第22回 論文経過報告5

今日は原島君による2回目の報告でした。
原告適格の判断における個別保護要件の削除という主張に,議論が集中しました。誰にでも原告適格を認めるわけにはいかないので,新たな判断基準をどうするかが今後の問題です。学説などをさらに調べる必要があります。
また,論文中でいくつかの問題を同時に議論しているため,何を問題としているのか分かりにくくなっているとの指摘がありました。他にも,論文中で挙げた判例の分析や,なぜその判例を取り上げるのかという理由の説明が必要との指摘もありました。
残りのゼミでも活発な議論が交わせるよう,準備をしっかりしましょう(松井)。

第21回 論文経過報告4

今回は田野田君による,意見公募手続についての報告がありました。
全体的によく調べられていたように思います。

ゼミにおいては,主に私見について議論がなされました。
第一に,「低認知」と「低利用」を区別すべきではないか,と指摘がありました。
報告者がなにを問題にしたいのか,という問題と不可分であるように思います。
第二に,報告者の「NPO利用」説に対して,効果や方法を詰めるよう指摘がありました。
第三に,意見公募手続を手続的瑕疵とみた場合の法律問題について,もう少し充実させるべきだという指摘がなされました。
第四に,意見公募手続の性質について,民主主義の側面があるのか,ということが議論になりました。

ゼミを通して,活発に意見交換が行われ,活気があったように思います!
ちなみに,今日もっともゼミを湧かせたのは,「然は然りながら」という田野田君の言い回しではないでしょうか!?

次回からもがんばりましょう!(ほうく)

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