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第11回 国立マンション訴訟

判例報告の2回目は,Bグループによる国立マンション訴訟でした。事前レジュメ以降は神戸大学の角松先生もメーリングリストで議論に加わられ,論点や立場が明確な報告となりました。

報告者の報告は同事件に関する公法系の研究者の評釈に依拠していたため,景観と財産権規制に関する民事法と行政法の違いの部分が強調される方向でした。これに対しては質疑の中で,絶対的所有権観とはどういう意味か,互換的利害関係論が民事法に適用できないのは何故かといった点が議論されました。

第10回 紀伊長島町水道水源条例事件

2巡目の報告は,各テーマに関連する重要な判例の検討です。その初回となった今回はAグループによる紀伊長島町水道水源条例事件の報告が行われました。

報告では,事業者に対する配慮義務がなぜ出てきたのかが中心に取り扱われました。ただ,判決文から離れた議論が目立ったので,次回以降の報告グループはもっと判決文を丁寧に読む方が良いと思いました。議論の中では今回の条例が「後出し」なのか「ねらい撃ち」なのか,対応する先例は何なのかなどが特に取り上げられました。

第9回 生物多様性保護と自然公園法制

記念すべき最後のテーマ報告は,小磯君・安井君・丹下君・加藤君のグループによる自然保護法制の報告でした。

問題設定は「曽根干潟を守るにはどうすればよいか」でしたが,これに対する方策として説明されたのが環境アセスメントと生態系保護,自然公園法制,市民訴訟・団体訴訟でした。いずれも詳細にわたって調査がなされており興味深い内容でした。

議論の中では,アセスメントの改善可能性や市民訴訟・団体訴訟の制度化に必要な基礎理論の理解に議論が集中していました。

第8回 環境メディア法制と公害紛争

今回は,木下君・前原君・イモQ君・福地君のグループでの環境メディア法と公害紛争に関する報告がありました。

報告ではまず日本の大気汚染防止などの公害対策のあり方が説明され,次に中国からの黄砂や汚染物質の九州地域への飛来とその問題点が説明されました。その上で,国内法と国際法の観点から中国の公害問題を解決する方向性を検討するという内容でした。

質疑の中では,国際的な環境保護のしくみ(京都議定書・ヨーロッパにおける大気汚染防止の枠組など)や日本で発展した環境技術の中国への移転の可能性などが議論されました。

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