paco Home>授業関連>演習科目一覧(九州大学)>frontier>2010年11月
第22回 ゼミ論文経過報告5
今回もゼミ論文経過報告が行われました。
・「地上デジタル放送移行に伴う問題の考察」(権藤)では,地上波デジタルの停波を予定通りにして良いか,国民負担のあり方はどうなっているかが議論されました。他方で,誰がどのように政策を決定したのか分かりにくいことも問題として指摘されました。
・「年金型生命保険二重課税問題と還付手続」(福嶋)では,今年7月に出された最高裁判決の考え方と1審・2審判決との違い,還付手続上の問題点が提示されました。
2010.11.30 | Comments(0) | Trackback(0)
第21回 ゼミ論文経過報告4
今回もゼミ論文経過報告が行われました。
・「「悪魔ちゃん」命名事件と名づけ」(安井)では,戸籍法の定めている制度の分析と,悪魔ちゃん命名事件の検討が中心となりました。法制度の問題点の把握は進んでいるので,最終的にどの方向で結論を出すのかが課題となりそうです。
・「文化的価値と公益性から見た大相撲改革」(内田)では,相撲の歴史や公益法人制度改革の問題が取り扱われました。「文化的価値」とは何かを巡ってさまざまな側面からの議論が行われました。
2010.11.17 | Comments(0) | Trackback(0)
第20回 ゼミ論文経過報告3
今回もゼミ論文作業の経過報告が行われました。
・「地方財政の硬直化」(前原)では,国から地方への財源移転の適否が問題になりました。報告者の偏在性が少ない税源への増税案に対して,財政調整はそれでも必要なのではないかという意見が出されました。
・「オリンピック開催の問題点」(林田)では,論文の目指す方向性が焦点になりました。福岡での開催という切り口で書いていくのか,あるいはオリンピックの決定手続の改善案を示すのかなどが議論されました。
2010.11.10 | Comments(0) | Trackback(0)
第19回 ゼミ論文経過報告2
今日は笠木先生にも参加して頂き,専門の見地からのご指導を頂きました。
・「非正規被用者のセーフティーネットとしての住宅」(とろろ)では視野を広げ,労働・社会保障制度と住宅の法制度との連携関係が議論の中心になってきました。社会手当や税金利用の可能性,あるいは借地借家法制との接点が今後の課題となりそうです。
・「若年者の雇用」(秋吉)では,非正規雇用の問題点とその対策が提示されました。今後はそれぞれの対策の法的な根拠や資金について精査する必要がありそうです。
2010.11.02 | Comments(0) | Trackback(0)