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第27回 論文発表会

今日は夏休みから作成してきた論文の発表会が行われました。

これまでたくさんの指摘を受けて,個性豊かな論文になっていると思います。

最近は体調不良による欠席者も多かったですが,欠席者なく,よかったです。(三戸)

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第26回 論文経過報告⑦

今回は,地区計画訴訟の今後について,報告がありました。

地区計画において,確認訴訟による救済の可能性について考察した後,平成20年9月10日の最高裁判決における事業計画決定に対する処分性拡大の動きから,取消訴訟による救済の可能性を検討するとのことでした。これに対し,地区計画自体,数が少ないにもかかわらず,事後救済について考察する意義はあるのか,確認訴訟でも救済できる可能性がありながら,取消訴訟について考察する理由とは何かという指摘がありました。他にも,確認訴訟に対世効がないなら,訴訟に住民参加させるという手段があるのでは,という意見もありました。

最近は,本当に体調を崩してゼミを欠席する人が多いです。今回が最後の論文経過報告でしたが,突然の体調悪化により,もう一人の報告者が欠席する事態となりました。来週は,論文発表会で,そして最後のゼミとなります。次回はゼミ生全員が出席出来たら,と思います。残り1週間となりましたが,頑張りましょう。(UR!)

第25回 論文経過報告⑥

今日は自主ゼミが行われました。
報告者は3年生と報告欠席者の計7名です。

「マンション紛争防止のための事前規制」では,扱う問題が専門的なので,丁寧な説明を取り入れ,全体の構成もわかりやすくすべきとの指摘がありました。

「第三者機関の有用性」では,論文の内容を変更する可能性があるということで,論文の方針について話し合いました。基本的な枠組みは従来どおりに進めるとのことです。

「自転車交通の規制と保護」では,問題点の解決策として提起された免許制度のついて話し合われました。

「環境対策とその有効性」では,現在の論文では現状分析で終わっており,おわりにに書かれた自分の意見を第3章で広げる必要があるとの指摘がありました。

「保健所と動物保護」では,第5章まで書かれているので,第1~3章を一つにまとめ,現状分析では問題点と自分の立場を明確に,という指摘がありました。

「原子力発電所と住民参加」では,現状分析を中立的な立場から,具体的事例を用いて行うべきとの指摘がありました。

「裁判員制度における上訴の問題」では,形式上の統一・わかりやすい構成について提案がありました。

論文提出期限まであと約1週間です。寒くなってきたので,健康に気をつけて,ラストスパートでがんばりましょう。(三戸)

第24回 論文経過報告⑤

あけましておめでとうございます。

今回は,公的医療保険への民間保険参入の可能性,財政健全化法の影響と課題についての経過報告が行われました。

公的医療保険への民間保険参入の可能性については,疲労している公的保険制度に代わり,民間保険を参入させ競争原理を導入すべきとのことでした。これに対し,なぜ民間保険の参入の必要性があるのか,社会保険にはどのような問題点があるのかという点に議論が集中しました。そして,日本の制度の長所と短所を挙げ,外国の事例と比較すべきではないかという指摘がありました。

財政健全化法の影響と課題については,地方財政悪化への対策として導入された財政健全化法の影響として,各自治体に財政縮減の動きが拡大していることを示しました。これに対し,総合計画とマニフェストの連動の仕組みについて,より明確に示すべきとの意見がありました。また,収支の透明性という論点に絞り,今後構成していくべきとの指摘がありました。

今回は,新年最初のゼミでした。体調不良による欠席者が続出しましたが,オープンゼミに多くの2年生が参加してくれたため,大賑わいとなりました。3年生の補充報告を含め,論文経過報告も残り2回となりました。皆さん,体調管理に気をつけて頑張りましょう。(UR!)

第23回 論文経過報告④

今回は「特許制度における早期審査・審理制度について」の論文構想報告が行われました。

特許制度において用いられている早期審査・スーパー早期審査についての説明が主で,制度についての質問等がありました。先生方からは,特許を得る過程でどのような利害関係があるのか,特許の機能や特許料についてもわかりやすく述べるべきとの指摘がありました。また,事前手続・事後手続のバランスを考えるべきとの指摘もありました。

今回で年内のゼミ活動は終了しました。皆さん,よい年末をお過ごしください。(三戸)

第22回 論文経過報告③

今回は,環境対策とその有効性,保健所と動物保護についての経過報告が行われました。

環境対策とその有効性に関しては,リユースやリサイクルを中心に取り組み,特にペットボトルのリサイクルシステムを安定させるためには,国内でのペットボトルの再商品化が必要であり,ペットボトルの海外流出を防ぐために分別回収の費用を事業者が負担すべきであるとのことでした。これに対し,費用を負担してでも再商品化しようとする事業者は果たして存在するのか,まずは自治体でリサイクルしやすいような分別を行うべきではないかとの意見がありました。また,いきなり地球環境という大きな話題から入るのではなく,身近な問題から入るべきだという指摘がありました。

保健所と動物保護に関しては,行政と民間が協力して動物保護の普及・啓発を行うことで,動物の安易な飼育と,その放棄を抑制し,またマイクロチップを使用することで飼主の占有者責任を明らかにすべきとのことでした。これに対し,マイクロチップを野良猫に埋め込むことは難しく,殺処分数はあまり減らないのではないかとの指摘がありました。また動物愛護管理法が改正され,動物取扱業に対する規制として,届出制から登録制に変更されたとのことでしたが,動物愛護管理行政の適正化のためには許可制の導入を検討すべきではないのかとの意見がありました。

今回で3年生の2巡目の報告が終わり,次回からは4年生の報告が始まります。3年生に負けないよう,しっかりと準備を整えて報告に臨みましょう。また,3年生は,補充報告に向けて気を抜かずに頑張ってください。(UR!)

第21回 論文経過報告②

今日は「マンション紛争防止のための事前規制」,「自転車交通」と題する論文構想報告が行われました。

「マンション紛争防止のための事前規制」では,制度が複雑であることから,図を用いて分かりやすく説明したほうがよいとの指摘がありました。また,法律の不備の指摘をするのか制度への不満を指摘するのか,着眼点を明確にしたほうがよいとの指摘もありました。

「自転車交通」では,題名を具体的にすること,第3章では立法策よりも解釈論を考えたほうがよいとの指摘がありました。(三戸)

第20回 論文経過報告①

今回は,原子力発電所の設置と住民参加,第三者機関の有用性についての経過報告が行われました。

原子力発電所の設置と住民参加に関して,住民投票の類型や住民投票の法的拘束力に関する諸学説について説明がありました。住民投票以前の問題点として,原子力発電所の設置において住民とどのような点で紛争になっているのか,現状が不明確であることや原子力発電所設置に賛成するのか住民側に賛成するのか方向性が定まっていないなどの意見がありました。また,住民投票に関して,賛成・反対と白黒つけることだけが大切なのではなく,投票前に公聴会などを開くことにより,色々な情報交換ができることもまた重要であるとの指摘もありました。

第三者機関の有用性に関して,前回の報告では曖昧だった「第三者機関」の定義づけが明確化され,また現状分析において,原子力安全規制や介護サービス評価が挙げられました。しかし,この2つの具体例について,本当に「当事者以外」と言える構成となっているのか,公平性のために設置されたと言えるのかという指摘がありました。

今回から,2巡目の報告に入ります。そこで,今後の報告で最低限示すべきポイントを以下に提示します。
・現状分析,問題点,自分の立場が示されていること。
・目次(章立て)が最後まで完成していること。
・その上で,自分の議論の流れを整理し,その中でどの部分が終わっておらず,終わっていない部分について今後何を補充すれば完成するのか明示できること。

以上,各自確認の上,今後の報告に生かしてください。今回,このポイントをまとめるために先輩方・原田先生・笠木先生にご協力いただきました。ありがとうございました。(UR!)

第19回 論文構想報告⑥

今回は、「保健所と動物保護」と「環境対策とその有効性」と題する論文構想報告が行われました。

「保健所と動物保護」では、愛玩動物の現状や、保健所での扱われ方などの説明がありました。今後深く掘り下げていく際には、保健所に収容された動物の殺処分と、動物保護に関する制度との対立を踏まえたうえで、制度を変える余地はあるか、などについて考えてみてはどうかという指摘がありました。

「環境対策とその有効性」では、現在の地球環境を地球温暖化を中心に捉え、対策として個人レベルで行われている事に着目し、その有効性について説明が行われました。身近な話題ということもあり、たくさんの議論がなされました。環境問題を考えるにあたっては様々な立場があり,立場を分ける必要があるとの指摘がありました。

次回からは論文構想報告が二順目となります。健康に気をつけてがんばっていきましょう。(三戸)

第18回 論文構想報告⑤

今回は,自転車交通規制とマンション紛争防止のための事前規制に関する報告が行われました。

自転車交通規制に関して,自転車交通の現状として対車事故,対人事故が増加しており,背景には通行区分の不確立や利用者の運転技術の未熟さなどがあるとのことでした。これらの問題点に対して,道交法の改正や,駐輪空間の確保,福岡市の”おしちゃりろーど”などの取り組みがあることが紹介され,その他の解決策として免許制度の導入を提案するとのことでした。よりよい自転車交通を目指すという報告者の目的とゼミ論の構想内容が合致していないことが,議論の中で明らかとなり,自転車交通の現状に関して事故以外の問題点を紹介すべきとのアドバイスがありました。

マンション紛争防止のための事前規制に関して,建築基準法の問題点として集団規定があり,その中でも総合設計制度や一団認定制度があるとのことでした。住民目線からの問題設定が多く,色々な立場からの意見を挙げることで,複眼的に考えることができるとの指摘がありました。また,2章まで書くことで問題設定が正しいのかどうか判断できるので,せめて2章までは書き上げるべきとのことでした。

今日は,写真撮影があったため,久しぶりに19時越えとなりました。最近はひどく冷え込むようになり,報告準備などで忙しいとは思いますが,体調管理には気をつけて取り組んでください。(UR!)

第17回 論文構想報告④

今回は,「原子力発電所の設置と住民参加」,「財政健全化法の影響と課題」と題する論文構想報告が行われました。

「原子力発電所の設置と住民参加」に関しては,法定の参加制度を確認した上で,現制度の問題点を明確にする必要があるとのご指摘を頂きました。また,参考文献に挙げられているものの多くは1980年代のものに留まることから,それ以降の変遷を確認し,現状分析を行わなければならないとのアドバイスを頂きました。

「財政健全化法の影響と課題」に関しては,多岐に渡る問題点が提起されており,制度の複雑さ,解決の困難さを感じました。先生・先輩方からは,法改正による改善点・問題点を明確にする必要があるとのご指摘がありました。最近導入されたばかりの制度ということで,その影響についてゼミ生として考えていきたいと思います。

また,今回の報告では図を用いた説明が行われました。図を用いるときの注意点として出典を明確にすること,自分の意見を裏付けるような図を効果的に用いること,とのアドバイスを頂きました。(三戸)

第16回 論文構想報告③

今回は,第三者機関の有効性と裁判員制度についての論文構想報告が行われました。

第三者機関に関しては定義自体が難しく,その種類も多いため,分類や具体例を示さないと理解しづらいとの意見が多く出ました。また,この点につき,第三者機関の性質から問題点を絞って考えたほうがいいとのアドバイスがありました。

裁判員制度に関しては,辞退や評決における裁判官の裁量の範囲が広いのではないかという点に,議論が集中しました。裁判員制度についても,その他に多くの論点があるので,問題点を絞るべきだという意見がありました。

先生・先輩方からは,自分のスタンスをしっかりさせるべき,とのアドバイスがありました。制度紹介で終わらせることなく,なぜその制度を取り上げるのか,今の制度に賛成か否か,制度のメリット・デメリットは何か,制度の導入が決まっているのなら,今後どうするべきなのかなど,示す必要があるとのことでした。

これまでにも多くの注意点が挙げられてきました。今後の報告者は,それらに気をつけて報告準備をしましょう。(UR!)

第15回 論文構想報告②

今回は,都市計画訴訟についての課題論文の構想発表が行われました。

2008年9月に判例変更がなされた青写真判決に着目していくとのことで,判決の説明などが行われました。これに対し,前回と同様,ゼミ論文の構想の仕方について,「はじめに」や「第1章」でどのようなことを述べるのかという指摘がありました。発表内容が「都市計画」についてということで,どのような段階のものを中心として取り扱うのか,類型を整理して述べる必要があるとのことでした。

また,脚注の付け方や,数字の字体など,統一した形式が説明されたので,それをもとに少しずつ論文を作成していきたいと思います。(三戸)

第14回 判例評釈・論文構想報告①

本日は,後期第1回目のゼミでした。

前半は,夏休みの課題であった判例評釈の報告が行われました。
後半は,医療保険における民間保険参入の可能性に関するゼミ論の構想報告が行われました。アメリカのマネジドケアなどを参考にして,日本の医療保険に民間保険を積極的に参入させるとの内容でした。
今回は,構想報告初回ということもあり,ゼミ論の構想の仕方について多くの指摘がありました。まず,なぜこのテーマを選んだのか明示すること,そして現状の問題点をデータをもって示し,その解決策とさらにその問題点をあげる必要があるとのことでした。

後期から,屋良先輩と市原先輩が参加されます。先輩方から今後も多くのアドバイス等を頂けると思います。また,本日は留学先であるドイツから,原田先生がゼミに参加されました。久しぶりに先生にお会いできて,とても嬉しかったです。(UR!)

第13回 社会保障の財源

今回は,Dグループによる社会保障の財源についての報告が行われました。

まず,一般に社会保険方式であれば,被保険者の権利性を強めることができるということについて,保険料(税)納付時における税方式と保険方式の違いを見ていきました。次に,旭川国民健康保険条例事件を元に,徴収時における税方式と保険方式の違いについての説明がなされました。そして,社会保険の運営主体として,一般的な民主的過程と社会保険組合との違いについての説明がありました。

今回はゲストとして租税法の渡辺徹也先生がいらっしゃったこともあり,旭川国民健康保険条例事件において憲法84条の適用範囲が分かれたことなど,租税法律主義についての議論がなされました。ゼミ生が口をはさむ隙がない程,先生方の議論が弾み,とても勉強になりました。(三戸)

第12回 国際化と社会保障

今回は,Cグループによる国際化と社会保障について報告がありました。

まず,日本における外国人の社会保障受給権に関する各制度,特に公的年金を中心とした二重加入や年金受給資格の問題を解決する制度として,二国間協定について説明がありました。そして,社会保障における条約や国際化に伴う日本の課題としてEU諸国の対策が紹介されました。

中でも,二国間協定における問題点として相手国との力関係で交渉内容が,相手国に有利になる可能性があることが挙げられているが,その根拠は何かということと,1980年代のEUと現在の日本は状況が類似しているのか,そして日本にEUの政策を活用することは本当に可能なのか,ということに議論が集中しました。

先生方からは,ILO条約における労使の役割とは何か,国際法に関して,立法不作為は国家賠償の対象となるのかなど,質問がなされました。また,各章で提案したことについて,もう少し詳しく理由付けをすることや,一段落で主張したいことは一つだけにし,各段落のつながりについて,接続詞に気をつけることなどご指摘がありました。

今回は,本当に暑い中のゼミだったため,どこかまったりとした雰囲気でした。次回は,ついに最後の報告となります。しかも,レギュラーである村上先生,原田先生,笠木先生に加えて,スペシャルゲストがいらっしゃいます。次回報告者としては,かなりのプレッシャーを感じますが,なんとか,なんとか,頑張りたいと思います。(UR!) 

第11回 生活保護改革

今日はBグループによる生活保護改革に関する報告が行われました。

まず,生活保護制度の概要を説明した後で,生活保護を受給するに当たっての手続上の問題―申請の不受理,過度の資力調査,扶養調査,生活保護基準の切り下げなど―が,指摘されました。

今回の報告では扶養義務が限定されていることに対しての報告者の主張について,質問が集中しました。生活保護を必要としながらも生活保護を受給できない人がいる一方で,年金の未払いなどによって生活保護に頼る人がいるという現状に鑑みて,活発な議論が行われました。

先生方からは,具体的なデータ・事例を生かしたほうが良いこと,条文上不備のあるものについては,立法解決を視野に入れて述べること,などのご指摘がありました。

ゼミのグループ報告も残すところ,あと2回となりました。求められる水準も,ゼミ生の気合いも,回を追うごとに高まっているように感じられます。報告者も多少の無理をする傾向があるようですが,皆さん,くれぐれも体調にはお気をつけください。(三戸)

第10回 社会福祉サービス契約

今回は,Aグループによる社会福祉サービス契約に関する報告が行われました。

まず,従来の措置委託制度の仕組みと問題点を指摘した後,現行の契約方式,中でも,障害者福祉と高齢者福祉について説明がありました。そして,契約方式の下での利用者の権利拡充のために,事業者の情報公開の必要性とモデル契約の利用などが指摘されました。

待機者が存在する現時点において,市場メカニズムを導入すると,逆選択の恐れがあるのではないか,福祉サービス契約には締結義務が定められているのか,ということについて議論が集中しました。
条文上,契約強制は出来ないと解釈すると,行政監督が適切に行われることに期待しなければならないが,その監督がうまくいかない場合はどうするのか,と次々と疑問が湧き出る,良い論点でした。

先生方からは,もう少し詳しく障害者自立支援法と介護保険の仕組みの違いについて説明する必要があること,また社会福祉サービス契約全般に統一的な規制について具体的に示すようにとのご指摘がありました。

第2回目の報告が始まりましたが,その初回に報告者3名のうち,2名が体調不良という非常事態が発生しました。睡眠時間を削り,(ある意味)朝型の生活を送るなど,報告準備にあたり,どうしても日常生活を犠牲にしがちです。まだまだ報告は続きますが,皆さん,体調管理には気をつけましょう。(UR!)

第9回 社会保障法入門②

今日は原田先生による社会保障法に関する説明が行われました。

第2回目の説明であり,前期後半の報告に向けて,福祉サービス契約,生活保護改革,国際化と社会保障,社会保障の財源について,説明されました。

第1回目の報告が終わりましたが,それぞれに感想はあったと思います。次の報告に向けて準備を始めていると思いますが,1回目の報告よりもより大変になると思います。皆さん,がんばりましょう!(三戸)

第8回 保育所をめぐる法的問題

今回は,Dグループの保育所に関する報告が行われました。

まず,保育所の基本的な仕組みについての説明の後,保育所の民営化問題に関する判例と,保育所入所決定の法的性質に関する学説の説明と検討を行いました。そして,現行の制度のもとで行われている待機児童解消のための政策を紹介し,新たな制度について提案しました。

民営化するにあたって何が変わるのか,保育所の入所決定の法的性質を契約と解することはできないのか,ということについて,特に議論が集中し,今回も20時を過ぎてしまいました。

先生方からは,育児保険制度を導入するに当たり拠出する人をどうするか,そもそも財源を税財源から確保する方法はないのか,無認可保育所の性質とは何かなど,様々な質問がありました。

前回に引き続き,報告者が遅刻するという事態に陥ってしまい,大変申し訳ありませんでした。今回でグループ報告は一週目が終わりましたが,二週目からはこのようなことがないよう,心がけます。

「失うものも多かったが,得るものも多かった。」(某三年生談)
去年も報告は怖くて苦しいものでしたが,やはり一年経った今でも報告の厳しさと難しさは変わりません。
それでも,何か得るものがあったと感じられたのなら,良かったと思います。(UR!)

第7回 社会保険庁改革

今日は,Cグループの社会保険庁改革についての報告が行われました。

社会保険庁の構造などの理解を深めた後で,改革についての論点の検討を行いました。なかでも,公法人,悪質な保険料滞納者に対する処分について議論がなされました。

また,先生方からは,公共組合の自治性と民主的コントロールは抵触しないか,制度改革によってどう問題解決がなされたが等の論点の指摘がありました。

資料も多く,大変よく調べてあったと思います。そのため様々な論点について質問・検討が行われました。報告者は遅刻しないようにしましょう。(三戸)

第6回 年金水準の決定

今回は,Bグループによる年金に関する報告がありました。

年金制度の基本的な枠組みを理解したあと,2004年法改正の内容,特にマクロ経済スライドについての説明や中小企業退職金共済制度など企業年金の各種制度の紹介があり,少子高齢化の影響や未納・未加入問題などを背景とする公的年金改革論について説明がありました。

なかでも,厚生労働大臣の確定給付年金の規約に対する「承認」の処分性についてや公的年金改革論において税方式への移行について議論が集中しました。

多くの論点がある年金制度ですが,それでも報告に全体的なまとまりをつけるようにとの先生方からのご指摘がありました。特に,「はじめに」「おわりに」そして脚注は,報告においても,論文においても重要なポイントになります。今後の報告において,この3点に気をつけて準備を進めましょう。

また,これは前回の報告においても指摘がありましたが,各論点について検討がなされていても,口頭で述べてしまうため,なかなか報告者の意見が掴みにくいことがあります。確かに,検討を載せると突っ込まれた質問をされ,それを避けたいがために記載を避けがちになります。しかし,検討がなければそれは,ただの制度の発表になり,「報告」とは言えないのではないでしょうか?何週間もかけて報告準備をしてきたのですから,その成果を示すためにも,自信を持って堂々と検討を示すことが大事なのではないかと私は思います。自分の考えをしっかりと述べて,ゼミのメンバーと意見を戦わせる。きっとそれが「報告」の醍醐味ではないでしょうか。(UR!)

第5回 医療保障改革

今日は第1回目のグループ報告で,医療保障改革が論点となりました。

まず,給付範囲の決定過程についての説明があり,ここでは2006年の中医協の改革内容について質問がありました。次に診療報酬の審査支払い手続きについての説明があり,減点査定の判例をめぐって議論が起こりました。

先週に引き続き今回も8時近くまで議論が続き,皆さんお疲れ様でした。(三戸)

第4回 社会保障法入門①

今回は,笠木先生による社会保障法に関する説明がありました。

まず,社会保障法全体の概要と社会保険についての説明があり,それから,前期前半の報告に向けて,医療保険・年金制度・社会保険庁等管理運営主体・保育サービスのそれぞれについて説明がありました。

今日は,アドバイザーである市原先輩も参加され,先生方3人の社会保障法,行政法の立場から議論が交わされるなど,刺激的なゼミとなりました。そのためか,本ゼミ初の「3時間越え」となり,さすがにところどころで「生きる屍」の姿が確認されました。本当に,お疲れ様でした。

来週から,ついに本格的なゼミ報告が始まります。
経験者として,各グループ,できる限り早めに報告準備に取り組むことをお勧めします!今回,原田先生から追加課題が出されたグループは,特に念入りに下調べが必要となるので,ご注意ください。(UR!)

第3回 行政法総論の復習②

今日は先週に引き続き,行政法総論の復習として「行政裁量」「行政の代執行」について3名が発表を行いました。

特に,「行政裁量」の「裁量統制の手法」について,裁量濫用型審査・実体的判断過程統制の2つの関連と差異についての議論を行いました。裁量濫用型審査は実体的判断過程統制の特殊形態であるという山本隆司先生説と発表者の解釈をもとに関連付けていき,審査密度の差によって分類できるとしました。

今回の発表では細かな概念を見ていきましたが,具体例を挙げて説明し,自分の疑問点を中心に議論を進めていくということが課題となりました。
(三戸)

第2回 行政法総論の復習①

今日は,3年生の初報告が行われ,行政法総論の復習として,「条例制定権の限界」「行政調査と犯則調査」について,3名が報告しました。

「条例制定権の限界」については,かつての支配的学説であった法律先占論と現在の判例の解釈は,どこが変わったのかについて議論が集中しました。
そして「行政調査と犯則調査」については,守秘義務優先説と告発義務優先説はどちらが優先するのか,そしてその関係をどう捉えるかについて,実務における取り組みや憲法の条文などから,考察しました。

今回は3年生にとっては本格的な,そして4年生にとっては久々のゼミ活動だったためか,多少の緊張が見られ,学生の発言よりも先生方の発言が活発だったように感じました。
次回もまた3年生の報告がありますが,3年生は今回先生方からご指摘があったように,なぜ自分がそれに関心を持ち,そして調べていった結果,どのような疑問を持ったのか,元気よく,熱く報告できるように準備をしてください。そして,4年生はできる限り,先生に頼らず,自分の言葉で3年生に説明ができるように心がけましょう。(UR!)

第1回 ガイダンス

新年度のゼミが始まりました。初回の今回は,顔合わせ,ゼミ役員決め,報告テーマ紹介・報告グループの決定,資料の探し方の簡単な紹介と,宮崎君・曽我さんによる模擬報告が行われました。
メンバーのほとんどは前回の顔合わせに来ていて,プラス数名と村上先生がいらっしゃいました。
来週からは,いよいよ3年生の初報告が始まります。あまり気負いせずに,がんばって準備に取り組んでください。

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