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第11回 本人情報の開示請求

今回の議論のテーマは「本人情報の開示請求」で,大田区指導要録事件について議論しました。

本日は就職活動で参加者が普段より少なく,すこし寂しく感じました。就職活動をがんばっておられる先輩方にエールを送りたいと思います。

今年度のゼミ活動の第2回でも,本人情報の開示請求は議論となりました。今回は医療情報の開示が問題となった第2回と異なり,教育情報の開示についての報告でした。今回の事案では教育情報の1つである指導要録が,本人に開示すべきかどうかについて争われており,報告班は学説の対立を整理し,私見を展開しました。

ただ,レジュメの書き方が分かりにくい点があり,活発な議論を少ししにくかったように思います。ひとつの段落で複数の論点を主張したり,反復する主張をくどく展開したりすると,読み手にとって分かりづらい構成となってしまうおそれがあります。後期にはゼミ生一人一人が論文を執筆することになります。読み手を意識して分かりやすい構成をたてて書くことが望まれます。
また,判決が何を言っているのかという分析がより明確になされていればよかったとのアドバイスもいただきました。

本報告は3年生のみによるものでしたが,なんとか報告の形にすることができました。つたない部分が多かったところは指摘をいただいたので,今後に役立てたいです。(原)

第10回 情報公開法改正案

今回は2011年に国会に提出された情報公開法改正法案を扱いました。
改正部分は多くありましたが「知る権利」の目的規定への明記,国の安全・公共の安全等に関する5条3号4号の改正を中心とした報告でした。

前者については「知る権利」を明記する積極的な理由等,後者については「相当な理由」から「十分な理由」に規定が変更されてどうのような違いがあるのか等が問題となりました。

フィードバックとして,このような立法論は争点がたくさんあり難しい。私見をわかりやすくするために行政実務,司法判断の両方にどのような影響があるかをはっきりさせるとよいとのことでした。

また本日はゼミの写真撮影もありました!私はそのあと報告だったので顔が引きつってましたが・・・(笑)
今回から報告も3週目にはいり,前期は各々最後の発表となりますが,頑張りましょう。(山崎)

第9回 インカメラ審理

今回は,情報公開訴訟におけるインカメラ審理について,最決平成21年1月15日(インカメラ審理検証事件)をとりあげて議論しました。

インカメラ審理とは相手方当事者に内容を知らせないで行われる非公開審理のことです。裁判所によるインカメラ審理は,現在の情報公開法において明文の規定がありません。今回の事例では,原告が裁判官にインカメラ審理による検証を行うよう求めたことで,裁判の公開を規定した憲法82条や,「訴訟で用いられる証拠は当事者の吟味・弾劾の機会を経たものに限られる」という民事訴訟の基本原則などが問題となりました。

そもそも憲法82条は一般公開を目的としていて,当事者への非公開を意味しているインカメラ審理を考えるときには問題とならないというのが報告班の私見でした(憲法82条不適用説)。これへの指摘として,この説では最高裁判所の判例がどう評価できるか明記すること,なぜこの説をとりうるかをより詳しく言及すべきことが言われました。

インカメラ審理は行政法のみならず憲法,民事訴訟法がからむ難しい問題でした。報告ではインカメラ審理における改正案や立法論にも触れられており,論点がしっかりとおさえられていました。

僕は自分の考えていることを実際に口に出してみると,自信がなくなってしどろもどろになる癖があります。はっきりと意見が言えるようになるため,先生や先輩方,同級生に協力をもらいながら取り組もうと思います。よろしくお願いします。(原)

第8回 権利濫用

本日は,権利濫用が問題となった2つの裁判例について扱いました。
報告では権利濫用だけでなく,文書の特定,権利濫用に対する立法論といったものが論点となりました。
権利濫用については裁判例のとった枠組みと報告者私見の枠組みの違い,権利濫用の立法論については,権利濫用禁止規定の必要性,権利濫用禁止規定と手数料の関係等が議論となりました。
フィードバックとしては,事案の概要をしっかり説明したほうがイメージが湧きやすい,節のつながりを意識したほうがより,論文全体のまとまりがでること,結論はもっとチャレンジしていってもよい,といった意見をいただきました。

また私事ですが,先生から,キャラが変わってハジけてるとの感想を頂きました。(笑)
そして去年の今頃も自分が最初の報告を行っていたというお話を伺い,なんだか感慨深いものでした。去年の自分より成長していればいいなと思います。

次回で報告2週目もラストです。頑張っていきましょう!!(山崎)

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