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第13回 社会保障の財源
今回は,Dグループによる社会保障の財源についての報告が行われました。
まず,一般に社会保険方式であれば,被保険者の権利性を強めることができるということについて,保険料(税)納付時における税方式と保険方式の違いを見ていきました。次に,旭川国民健康保険条例事件を元に,徴収時における税方式と保険方式の違いについての説明がなされました。そして,社会保険の運営主体として,一般的な民主的過程と社会保険組合との違いについての説明がありました。
今回はゲストとして租税法の渡辺徹也先生がいらっしゃったこともあり,旭川国民健康保険条例事件において憲法84条の適用範囲が分かれたことなど,租税法律主義についての議論がなされました。ゼミ生が口をはさむ隙がない程,先生方の議論が弾み,とても勉強になりました。(三戸)
2008.07.14 | Comments(0) | Trackback(0)
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