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第2回 行政法総論の復習①

今日は,3年生の初報告が行われ,行政法総論の復習として,「条例制定権の限界」「行政調査と犯則調査」について,3名が報告しました。

「条例制定権の限界」については,かつての支配的学説であった法律先占論と現在の判例の解釈は,どこが変わったのかについて議論が集中しました。
そして「行政調査と犯則調査」については,守秘義務優先説と告発義務優先説はどちらが優先するのか,そしてその関係をどう捉えるかについて,実務における取り組みや憲法の条文などから,考察しました。

今回は3年生にとっては本格的な,そして4年生にとっては久々のゼミ活動だったためか,多少の緊張が見られ,学生の発言よりも先生方の発言が活発だったように感じました。
次回もまた3年生の報告がありますが,3年生は今回先生方からご指摘があったように,なぜ自分がそれに関心を持ち,そして調べていった結果,どのような疑問を持ったのか,元気よく,熱く報告できるように準備をしてください。そして,4年生はできる限り,先生に頼らず,自分の言葉で3年生に説明ができるように心がけましょう。(UR!)

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