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第18回 論文構想報告4
台風も過ぎ,少しずつ肌寒い季節になってきました。
本日は1巡目の報告の最終回でした。
瑞慶山さん・・・災害時の避難行動と行政
岸くん・・・ストーカー規制法の法的性格とその運用
上妻くん・・・復興まちづくりにおける住民参加ー東北大震災における復興事業を中心にしてー
今回も興味深い議題を見ることができました。行政が社会に関わっている分野は非常に多く,様々な利害対立や権利侵害,適正迅速さへの問題などがあることを知りました。
論文の中で,制度を論じているのか,憲法論を問題にしているのか,法令や判例の解釈を問題にしているのかをはっきり区別せず混同すると,議論が錯綜してしまうという意見や,何を書きたいのかがタイトルに反映されていない,文章が分かりにくいといった意見がありました。
ゼミ活動では,自分の問題意識と私見に対して,周りから様々な見方を示してもらったり指摘をしてもらうことで,よりよい論文を書いていくという意義があります。2巡目ではそのことを意識して,私見を明らかにすることが大切です。時間はあっという間に過ぎますので,頑張ってまとめたいです。(原)
2013.10.29 | Comments(0) | Trackback(0)
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