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第1回 オリエンテーション

記念すべき第1回は,ほかの講義・ゼミとおそらく同様に,オリエンテーションを行いました。
昨年から大幅に顔ぶれも変わった(思わず教室を間違えていないか確かめに行ったほどです)ので,気分も新たに頑張っていきたいと思います。

今回は,報告担当及びゼミ役員を決めました。ゼミの役員の方も,(幸運にも?)役員とはならなかった方も,ゼミの一員として,報告を頑張っていきましょう。私としては,はからずも昨年サボってしまった広報委員のおつとめを,今年こそはしっかり行っていきたい所存です。

また,モデル発表として「比例原則」について,私から報告をさせていただきました。内容としては,主に,比例原則と裁量統制の関係性が議論となりました。
①行政に裁量権がない場合は司法の判断が優先される(実体的判断代置)ため,「比例原則違反イコール違法」の判断ができる一方で,
②行政に裁量権が認められる場合は基本的に行政の判断を尊重し,どうしても認めることのできないほど程度のひどいものにかんして裁量権の逸脱・濫用という形での統制を行うため,比例原則違反の程度が問題となります。
また,行政に裁量がないということは,法律にしっかりと要件・効果が書いてある(ただし立法裁量はある)ということなので,法律による行政の原理の問題となり,比例原則の問題としてとらえにくいという点も先生からご説明いただきました。

さて,第1回のゼミは欠席者も出ず,とりあえずは幸先の良いスタートを切れたのではないかと思います。さしあたってはゼミの仲間の顔と名前を覚えることを目標に頑張っていきましょう。次回は,3年生による行政法Ⅰの復習に関する報告があります。良い報告を期待しています。

それでは,今年も1年よろしくお願いします(安井)。

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