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第12回 住基ネットとマイナンバー制度

今回は住基ネットとマイナンバー制度をテーマに,それぞれの概要説明や問題点が検討されました。住基ネットはマイナンバー制度の土台となったということでしたが,これらはともに,制度成立時,「行政の情報処理の効率化」と「個人情報保護上の安全性」との対立が争われたものです。報告では,マイナンバー制度への賛否や,住基ネット訴訟の論点をマイナンバー訴訟にも応用可能か,といった議論が盛り上がりました。

報告後,大脇先生からは,マイナンバー制度における潜在的な情報漏洩の恐怖感と現実にそれが生じうる可能性について,村上先生からは,アメリカの社会保障番号の例から,それと同様の汎用性の高さにマイナンバーが到達する可能性とその是非についてのお話がありました。

今回は,報告者が「議論を活発にしたい」との目的をもって私見を書かれたこともあって,いつも以上に白熱した議論となりました。次回は前期最後のゼミなので,集中して取り組みたいと思います。                         (志水)

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