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第7回 存否応答拒否・権利濫用
今回は,横浜市国庫補助金事件・関東運輸局教習車申請事件をもとに報告が行われました。これらの事件は,条例に基づき文書の公開請求をしたところ,文書不特定・不存在を理由に却下・不開示決定がなされたため,その取消しを求めたものです。大量の文書の公開を対象とするこのような開示請求は,自治体に過度な負担を与えることから制度の見直しがされているという現状があるため,権利濫用について検討しました。
村上先生からは,この問題の深刻さについて行政側の視点からお話があり,制度の理想と現実の乖離を感じました。
今回も3年生だけでの報告ということで苦労も多かったと思いますが,論点をしっかりおさえよくまとめていて,とても参考になりました。次回からは2周目ということで,前回より更に完成度・議論の白熱が求められますが,頑張っていきたいです。(上田)
2019.05.28 | Comments(0) | Trackback(0)
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