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第17回 ゼミ論文構想報告2

第2回のゼミでは,原子力と環境問題に関する3つの報告がありました。

・再生可能エネルギー特措法における固定価格買取制度(阿部)
今年8月に成立した再生可能エネルギー特措法の法的しくみや諸外国の理事委のしくみ,今後の詳細な制度設計上の問題点が報告されました。価格固定の必要性や賦課金の法的性格,発送電分離との関係などが議論の中では取り上げられました。

・原発訴訟(中山)
これまでの原発訴訟で原告側がほとんど負けてきたという問題から,どのようにすれば原発訴訟において原告側の主張が入れられるようになるのかを検討するものでした。具体的には本案審理の活性化と原発専門裁判所の設置案が示されました。議論の中では,訴訟の問題だけでなく,原子力発電所の設置や管理に関する行政過程への参加権の問題も取り上げるべきではないかという点が示唆されました。

・北九州市の環境行政(小木野)
環境ビジネスによる北九州市のまちづくりの方向性が報告の中心でした。議論の中では,環境ビジネスの概念や,報告の中心となる問題意識をめぐってさまざまな質問が出されていました。今後は,問題意識の更なる明確化が必要となりそうです。

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