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第18回 ゼミ論文構想報告3

今回のゼミでは,広い意味でのまちづくりに関連する3本の報告がありました。

・放射能の付着した廃棄物の処理(鵜篭)
ゼミ合宿段階での災害に強いまちづくりという構想からやや転換し,震災によって多量に生じている放射能の付着した廃棄物の処理をどうするかという問題を扱う報告でした。問題意識は非常に明確なので,今後は関連する法制度の調査と,改善策の検討作業が必要となりそうです。

・市町村合併(田代)
ここ数年で進行した市町村合併(平成の大合併)がもたらしている光と影を評価し,今後の地方自治体のあり方を検討するものでした。議論の中では市町村の適正規模とはどのように決まるのか,長崎県の事例を見ながら合併の利点と欠点を類型的に分析したほうがよいのではないかといった疑問・提案が出されました。

・「まちづくり」における住民投票の意義(木下)
地方公共団体レベルにおける住民投票の意義や制度設計を取り扱う報告でした。報告者の関心の中心は住民投票一般というより,いわゆる迷惑施設を受け入れるかどうかを巡る住民投票にありそうです。議論の中では住民投票と憲法との関係や,行政過程における参加のあり方との関係が取り上げられました。

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