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第6回 厚生年金・共済年金

報告2回目となる今回は,年金の2階部分・3階部分である厚生年金・共済年金・企業年金について勉強しました。今日は時間的に余裕があったのでかなり多くのゼミ生に発言していただきました。(原田大樹)

《田代報告》
『厚生年金加入法人の減少問題』
〈もくじ〉
1、厚生年金加入法人減少象問題とは?
2、現在の年金制度
3、厚生年金加入法人の減少問題の疑問点
4、厚生年金被保険者減少の影響
5、解決策
〈議論〉
今回は時間がかなりあったので、みんな分からないところをじゃんじゃん質問していました。
・厚生年金は強制加入なのに脱退する企業が増えてきているとはどういうことなのか?簡単に脱退できるのか?
 →倒産した、とウソの届出をしているらしいです。しかも社員に黙ってそういうことをして、不当に保険料から利益を得ている会社もあるとか。
・社長は何年金?→会社から給料もらってるので、日本では厚生年金だそうです。
・なんで年金は分かれているの?合理性は?
 →合理性はないそうです。年金の歴史を学びました。
・70歳未満は必ず被保険者って、65歳以上は払って、もらってんの??などなど
いっぱい質問が出て、ほとんどの人が1回は発言していました。盛り上がりました。
〈感想〉
面白い議題だったと思います。レジュメも分かりやすくて、問題点も把握しやすかったです。先生はゼミ論文のことを念頭において、田代さんに難しいことをおっしゃっていて「自分のときもあんなふうに難しいこと言われるんだろうか」と正直、臆してしまいました。しかし、今回のように議論の時間がたくさんあると、さながら‘ゼミ’って感じで楽しいかったです。なんだか少し年金について分かってきたような、分からないような…という感じです。でも、少なくとも、4月の時点よりは皆さん年金について興味を持っているように思えました。これからの議論が楽しみです。(野村真弓)

(報告)
 堤君の報告は、「年金問題の職域加算について」であった。内容としては、日本の公的年金制度について・職域加算の問題点とその背景についてである。そもそも、職域加算とは、公務員や特定独立行政法人の職員などに給付される年金の一部(3階部分)のことであるのだが、これが年金給付の際に官民の間に格差を生み出すことになってしまうのだ。この問題を深く掘り下げてくれたのが今回の報告であった。また、この報告時に説明された「企業年金」について、「国家公務員と地方公務員の給与額」についての2点で熱い議論が繰り広げられた。

(感想)
 前回と同じように、今回の報告も非常によくまとめられていたので、正直ヤバイと感じました。ああ、7月あたりに報告する僕はどれだけきちんと調べて完成度を高めなけりゃならんのかと。レジュメについては不安がいっぱいだけど、ゼミの進行には慣れてきたつもりです。今度は、ちゃんと手を挙げて発表できればなと思います(小学生みたい)。(佐々木一成)

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