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第11回 公法上の確認訴訟

今回は在外国民選挙権訴訟,東京都教職員国旗国歌訴訟を題材に,公法上の確認訴訟について議論しました。
 
今回題材となっている二つの訴訟は,行訴法の改正により新たに付け加えられた公法上の確認訴訟という新しい訴訟類型に関するものです。
報告班からは民事訴訟の概念に触れたり,図を用いたりするなど工夫を凝らしたレジュメが作成されました。

公法上の確認訴訟と差止訴訟や無名抗告訴訟との関係について主に議論がなされました。
指摘としては,二つの判決の関連が弱いといったことや,論点がしぼられていてわかりやすいといったことが挙げられました。また,本判決については,本判決は事案に即した手堅い判決だが,射程はそこまで広くはないということ,ただ,今後の判決への方向性が示されている点で評価できるといった解説をいただきました。

前期のゼミは残り少なくなってきましたが,皆さんがんばっていきましょう。(川崎)

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