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第4回 法人等情報

本日は,法人等情報の開示などが問題となった「帝京大学事件」を扱った議論をしました。

報告では法人等情報該当性,原告適格,執行停止原則など,論点が網羅的におさえられており,さらにわが国の情報公開法制の整備に大きな影響を与えたとされるアメリカの情報公開法制にも触れられており,独自性ある内容でした。

A班,B班ともに活発な議論がなされました。
その中でも主な指摘としては,アメリカの制度と比較する意味について示すこと,私見の立場をはっきり明記し,何がどう「妥当」なのかなどをより明確・具体的・緻密に示すこと,レジュメの流れの中で論点がいったりきたりしないようにすること,などがありました。

今回も様々な指摘がなされ,報告班だけでなくゼミ生たちにとっても有意義な回であったと思います。特に原告適格の話は僕たち3年生は午前中に原田先生の授業で習ったばかりでしたが,実際に問題となる事例に触れることができ,勉強になりました。(原)

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