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第6回 姉歯元建築士事件の構造

《坂口報告》
〈もくじ〉
1.事件関係者の法的関係の概要
2.立件された罪と実際に犯したと思われる罪の違い(先日の8名逮捕について)
3.偽装建築問題のこれからの展望
〈議論〉
坂口君のレジュメで,今回の耐震偽装問題の構造を確認し,関係者の逮捕について議論した。論点は,
①実際の罪での立件ではなく,別件で逮捕された問題…詐欺罪の方が重く,検察は,本当は詐欺罪を使いたい。しかし,刑法の原則からそれは困難である。このような罪を裁くことのできる法律をこれから作っていくべきである。
②名義貸しの罪の方が,耐震強度偽装の罪より重い問題…耐震強度偽装では罰金50万にしかならず,日本の刑罰は軽すぎるのではないか。
であった。
〈感想〉
前回以上に,事件についての深い内容について話し合えたと思いました。また,みんな,レジュメや,先生の補足説明によって,事件の構造について掴めてきたようです。(杉安紅美)

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