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第7回 エネルギー法制と地球温暖化問題
今回は,秋吉さん,甲斐さん,礒部さん,田代さんにより,エネルギー法制についての報告をしていただきました。
報告は,まず始めに日本におけるエネルギー法制を見たのちに,その中で特に原子力発電について関連法制度から現行法上の問題を指摘し,最後に,原子力発電所を維持する場合と廃止する場合のそれぞれの問題点について,住民参加や再生可能エネルギーの活用などによって解決をはかるべきとの主張がなされました。
議論では,原子力発電所の設置許可は行政法学上の許可か特許かといった問題や,住民投票に拘束力を持たせることについての憲法などからの問題点の有無などが話し合われました。また原子力発電所の立地選定において,日本では文献調査への応募さえ1件しかない点をあげ,フランスやドイツではなぜ原子力発電所の立地選定がうまくいったのかが検討されました(上山)。
2011.05.31 | Comments(0) | Trackback(0)
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