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第9回 判断過程の統制
今回は,呉市学校施設使用不許可事件を取り上げ,行政裁量の司法的統制の在り方について議論しました。
「裁量濫用型審査」や「実体的判断代置」など,今まで学んできた裁量統制の手法について再び深く考え直す機会となりました。また,原田先生のコメントから,裁判所と行政の力関係をどう考えるかによって,どの判断枠組みを使うかが異なってくるのではないかと考えました。行政裁量の統制に関する裁判所の考え方が曖昧ではないのかという疑念も生じ,改めて難しい問題であることを実感しました。(松井)
2009.06.23 | Comments(0) | Trackback(0)
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